日記にならないWEBライティングの考え方

日記にならないWEBライティングの考え方

WEBライティングにおいて重要なことは、読み手が求める情報があることです。

紙媒体と比べて流し読みされやすい傾向にあるWEBライティング。有益な情報を書かないとそもそも見てもらえません。なのについ脱線して主観に走り、日記のようなことを書いてしまった経験はありませんか?

読んでもらうには「為になった!」「そういう考えもあるのか!」と何かしら得られる記事にしなくてはいけません。

では、どうしたら日記にならないのでしょうか。

そんな疑問を解決すべく、日記にならないWEBライティングの考え方をまとめました。悩みを抱えている方のお役に立てば光栄です。

Contents

日記になってしまう原因

多くの方が日記になってしまう原因は以下のケースが考えられます。

  • 読んでもらいたい人と目的がふわっとしている
  • 情報量が少なく、ただの感想になっている
  • 行き当たりばったりで記事を書いている

日記にならない対策

次に、それぞれの対策を考えていきましょう。

読んでもらいたい人と目的がふわっとしているケース

テーマに対して、具体的なペルソナ※を決めましょう。
※商品やサービスを利用するターゲットとなる顧客モデル

①誰に読んでもらいたい記事なのか?どんな人を助けたいのか?
・性別
・年齢
・抱えている問題、悩み

「最近出世した30代サラリーマン」「整理整頓が苦手な女子高生」といったペルソナを決めておくと、伝えるべき情報を絞ることができます。

②記事を読んだ後、どうしてほしいのか?
・商品を買ってもらいたい
・行動してもらいたい

「機能性を重視した商品を紹介したい」「おすすめの使い方を教えたい」といった目的があれば、書かなければいけないこと、書かなくていいことが分かり、記事全体の構成やトーンが決めやすくなります。

全員のためになる記事を書くと、誰にも響かない記事になるとよく言います。
あるひとりに届く記事を書くことが大切です。

情報量が少なく、ただの感想になっているケース

何かをおすすめするのであれば「他者目線」を持つことが重要です。

A:場所が知りたい
→駅から徒歩何分?車で行ける?直通バスは出てる?

B:費用が知りたい
→安く買える機会はある?ランニングコスト※は?
※継続するために必要な「維持費」のこと

C:機能が知りたい
→〇〇はできる?△△はできない?

「この記事を読む人はどんなことを知りたがっているか」を常に考えないといけません。
「誰に向けて書いているか」が決まっていれば、さほど悩むことはないと思います。

また、自分語りや内輪ネタは芸能人しか使えない武器なので知名度がないと意味がありません。
WEBライティングでは、読んでくれる人が興味があるのは「自分」ではなく「記事の内容」だということを念頭に置きましょう。

行き当たりばったりで記事を書いているケース

事前に構成を決めておくと効率的です。テンプレート化するのが一番わかりやすいのでおすすめします。各項目の役割を重視して書かないとブレていくのでご注意ください。

書き出し:この記事で扱うテーマに触れる=問題提起(読者を引き込む導入文)

・テーマに関する有益な情報があることやメリットをアピールする
・記事の要約・概要
・読んだ後のメリット・ポジティブな変化

本文:伝えたいことをまとめ、最後までリードする

・結論・結果から書き始める
・その結論・結果になる理由
・自分の意見や主張
・具体例

まとめ:この記事を読んだ読者にしてほしいことを書く

・本文の内容を箇条書きにしてまとめる
・記事を読んでくれたことで得られるメリットを再度アピールする

まとめ

誰に読んでもらいたいのか、記事を読んだ後どうしてほしいのかを決める
他者目線を持ち、自分のことばかり書かない
事前に構成を決め、各項目の役割を重視して書く

日記は 「自分のために書くもの」ですが、WEBライティングは「誰かのために書くもの」です。

有益な情報発信ができるよう、今回まとめた内容を実践していきましょう!

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コメント

  1. 貴重なお話ありがとうございます。

    内容もそうですがWebライティングとても慣れられておられますね。。

    レベルが非常に高い方とお見受けしました。

    とても読みやすく最後まで読みいってしまった次第です(笑)。。

    勉強になります。

    また色々とアドバイス戴けると幸いです。

  2. はじめまして、まつぼと申します。

    この度はライターズサークルさんのコンセプトに大変感銘を受け、投稿させていただきました。
    素敵な場所を設けていただき、本当にありがとうございます!
    いただいたコメントも嬉しいお言葉ばかりで恐縮しております…。
    まだまだ勉強の日々ですが、今後ともお役に立てる記事を心掛け精進いたします。

    ご挨拶が遅くなりましたが、改めましてよろしくお願いいたします。

  3. こちらこそありがとうございます。

    サクラダファミリア状態でサイト作成がゆっくりで申し訳ございません(笑)。

    色々とアドバイス戴きながら使いやすく出来ればと思います。
    今後ともよろしくお願いいたします。

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