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PREP法とは
PREP法とは、文書やプレゼンテーションなど、もともとビジネスシーンで使われてきた文章構成の雛型です。
この文章構成を使うと、わかりやすく簡潔に要点を伝える文章を書くことができます。
PREP法は、以下の4つの要素で構成されています。
P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(事例、具体例)
P:Point(結論)
伝えたい内容をこの要素に織り込み、それをこの順番で展開していきます。
すると、意見を論理的に伝えることができ、無駄のないスマートな文章になるのです。
PREP法を使った文章は読みやすく説得力があり、読後も相手の印象に残りやすいため、ブログ記事にもおすすめです。
文章があっちこっちにいってしまって、結局なにが言いたいのかよくわからない記事になってしまう…。
ブログの離脱率が高く、アフィリエイト収益につながらない…。
そうした方はぜひ使ってみてくださいね。
PREP法はブログにもおすすめ
- おすすめのポイント1:読者の興味を引ける
- おすすめのポイント2:離脱率を低くできる
- おすすめのポイント3:読者の行動を促せる
読者の興味を引ける
PREP法では、文章の冒頭で結論を述べます。
ブログ記事の場合、読者は「○○について知りたい」という明確な目的に沿って検索しています。
最初に結論を伝えることで、「この記事は自分の疑問に答えてくれている」「明確でわかりやすそう」と、読者の興味を引くことができるのです。
離脱率を低くできる
離脱率とは、ブログの記事を最後まで読まず、読者がすぐにページを離れてしまう確率のことです。
PREP法を使うと、この離脱率を低くできます。
最初に結論を述べてぐっと読者の興味を引き付けたら、次に説得力を持たせるために肉付けをしていきます。
ただ結論が書いてあるだけでは、本当にそうなのか不安ですよね。
そこで、なぜその結論に至ったのかという理由や、その理由を裏付ける具体例を挙げて説明します。
読者は冒頭に書かれた結論から、知りたかった情報を知ります。
すると、その情報の信憑性を知りたくなり、理由や具体例まで記事を読み進めるので、結果として離脱率が低くなります。
読者の行動を促せる
PREP法では、最後にもう一度結論を述べます。
心理学的にも「最初と最後が一番印象に残りやすい」とされていて、より強く読者の記憶に自分の記事を印象付けることができます。
また、多くのブログではおすすめのサイトやサービスへ誘導してアフィリエイト収益を得ることを目的としていますよね。
最初に書いた結論で興味を引き、理由、具体例によって読者の納得感を高めたうえで、最後に結論と一緒に読者の行動を促す言葉を添えると、自然な流れでアフィリエイト広告へ誘導できます。
PREP法の具体的構成
文章全体の構成について
PREP法は、文章を構成する4つの項目の頭文字をとっています。
P:Point=結論
R:Reason=理由
E:Example=具体例
P:Point=結論
PREP法の魅力は、人の記憶に残りやすい最初と最後に結論を述べることで、相手の記憶に自分の意見を印象付けられることです。
“最初”の30秒ほどが人の集中力の最も高い時間。この時間に結論、つまり自分の言いたいことを伝えることで、相手の印象に強く残すことができます。
また、最初に結論を伝えると、聞き手は話の軸や要点をわかったうえで記事を読み進めます。
そうすることで、その後の説明を理解しやすくなり、抵抗なく記事を読んでもらえるのです。
何を言いたいのかよくわからない話を聞き続けるのは苦痛だけど、この話は自分にとって有益だと思えたら前のめりになって話を聞きに行きますよね?それと同じです。
読者が前のめりになって聞く態勢を整えてくれたら、理由や具体例を挙げて相手の中の納得感を高めていきます。
納得感が高まったところで最後にもう一度結論を伝えることで、自分の意見をいいイメージのまま相手の印象に強く残すことができるのです。
個々の文章構成について
それでは、PREP法の各構成要素を、具体例をあげて見てみましょう。
P=Point(結論)
最初に結論を書きます。
(例)英会話学習には「ABCオンライン英会話」がおすすめ!
R=Reason(理由)
どうしてその結論に至ったのかを説明します。
(例)ABCオンライン英会話には「ネイティブの先生とマンツーマンの授業」「場所を選ばない」「授業料が安い」という3つのメリットがあるんです。
E=Example(事例、具体例)
実際の事例や具体例を出して説明します。
(例)実は私も、ABCオンライン英会話を利用しています。きっかけは、友達に勧められて参加した無料体験でした。どうせインターネット上のやりとり…と軽く見ていたのですが、ネイティブの先生とマンツーマンでじっくり会話できて驚きました。料金も今まで通っていたXYZ英会話教室よりずっと安く、即受講を決心。休みの日にわざわざ教室まで出かける手間もなく、多くの先生の中から自分と相性のいい先生を選べて、とても楽しく英会話を学習できました。その結果、半年でTOEICの成績が100点UPしたんです!
P=Point(結論を繰り返す)
もう一度結論を書きます。
(例)ですので、楽しくリーズナブルに、質のいい授業を受けたいなら、絶対「ABCオンライン英会話」がおすすめです!
この具体例を繋げるだけで、もう記事が書けてしまいますね?
PREP法が適さないテーマ
PREP法は、最初に結論を述べ、そのあとに論理的な説明を展開することで、ノウハウやサービス、商品などをより魅力的におすすめする記事をかくことができます。
一方で、歴史上の出来事を説明するブログや、旅行プラン(出発~帰路)の紹介ブログでは、時系列順の展開が好まれます。
そうしたジャンルにはPREP法は適しません。
自分の書く記事のジャンルについて、どう話を展開していくとより魅力的になるのかを意識しながら構成を選びましょう。
まとめ
PREP法は、ライターには必須の文章雛型となっています。
この方法をマスターすると、論理的に意見を伝えられるだけでなく、記事作成の時間も短縮できます。
きっとあなたのライター生活の強い武器になってくれるはずです。
ぜひ、活用してみてくださいね!
コメント
お疲れ様です。
PREP法、よく理解できました。ありがとうございました。
確かに、クライアントさんから提示される構成案は、PREP法で構成されているケースが多いですね。
ライティングはつい自分のペースで進めてしまうことがありますが、先ずはPREP法で構成、見出しを考えてから取り掛かるように気を付けたいと思いました。
コメントありがとうございます!
PREP法、私は苦手なのですが、何回も書いているうちに慣れてきたかなと思います。
クライアントさんがフィードバックを行ってくださるので、それを次に活かしていきます!