書くのがしんどい
●この本の著者の紹介
この本の著者は、竹村俊助さんです。竹村さんはダイヤモンド社等を経て2018年に独立。「株式会社WORDS」の代表取締役となっております。
現在は「SNSで伝わる文章」を探究しており、SNS等で発信しています。
●書くことについて
現代ではSNSやネットの普及により、実際に会わなくても相手のことを知ることができるようになりました。そのため、ライティング技術を持つ人は活躍するチャンスが増えたといえるでしょう。
「書く」という行為は身近にあるので、「そんなの学ばなくても大丈でしょ」という考えを持っている人もいると思います。以前の私も、そのような考えを持っていました。
そして、フリーランスのライターとして活動を始めました。しかし、現実は甘くなく、クライアント様に色々指摘していただき、「仕事として人に見てもらう文章って難しいんだ」と気付かされました。
●この本を読むと得られるもの
結論からいうと、書くことが「苦」じゃなくなります。書くことに苦しんでいる人、SNSやブログで「書くこと」を始めようとしている人は必見です。
●こんな人が読むべき
・ブログを始めたばかりの人
・SNSで自分のファンを伸ばしたい人
・「結局何が伝えたいの」って言われる文章になってしまう人
・書くことがしんどくて、続かない人
●内容
この本は「どうすれば、書くことを続けられるのか。SNSでファンを増やせるのか」という疑問に対しての解決策が書いてあります。
マインド的な要素、技術的な要素のどちらも教えてくれているのでかなりためになる本です。
書くことがしんどいのには理由があり、「書くことがない」「伝わらない」「読まれない」「つまらない」「続かない」が大体の人にあてはまります。
これらの対応策について一つずつ詳しく書かれています。
内容はChapter1~6で構成されており、各テーマは以下の通りになっています。
「Chapter1では『書くことがない』について」
私もいざブログを始めようとした時、何を書けばよいのか全く浮かびませんでしたが、この本のおかげで、そんな悩みも解消しました。
「Chapter2では『伝わらない』について」
文章は書けるようになったのですが、相手から「何を伝えたいのかわからない」と言われ、おちこんでいた時期があります。しかし、この本の教えを守ることで「わかりやすい」と言われるようになりました。
「Chapter3では『読まれない』について」
書いてみたはいいが、ぜんぜん読まれない。それには明確な理由があります。この対応策も色々書いてあります。その解決策の中で好きな言葉があります。「いい文章は、読者への『ラブレター』」という言葉です。そう考えると、どうやったら読まれるのか、考え抜きますよね。
「Chapter4では『つまらない』について」
つまらない文章より、面白い文章を書きたいですよね。「面白い文章はこうなっている」と明確な答えが知ることができます。
「Chapter5では『続かない』について」
何事も続かないと結果を出すことはできません。「続けるにはこういう考え方が大事」ということを教えてくれます。もちろん技術的な要素も書かれています。
「Chapter6では『書くこと』の重要性について」
「書く」ということは、これからの時代にどのくらい重要なのかが書いてあり、書くことに対してのモチベーションが上がります。
コメント
私も相手が見えないからこそ思いやりをもってライティングをしていきたいです!