Contents
Web記事の質は構成で決まる!
インターネット上にUPされる記事を書いている、いわゆるWebライターにとって「良質な記事を書く」というのは、もはや当たり前のこと。そのうえで、より読者のニーズに沿った記事を書けているか、ときに振り返ってみることが重要です。
というのも、今の時代はネット上のWeb記事に対して、読者がコメントを残せることが多いです。そこには、読者目線での厳しい意見が書かれていることも少なくありません。
・ この記事で何を伝えたいのか分からない
・ 文章にまとまりがなくて読みづらい
・ 文章が長すぎて読む気になれない
このようなコメントを目にしたことはありませんか?すべてが的を射たコメントだとは思いませんが、やはり読者の率直な意見が反映されていることも多いです。私たちライターの力量不足が招いた結果です。
記事の質を上げるために重要なことの1つ。それは、記事の構成をしっかり練ることにあると思います。脈絡のない文章をつらつらと書きなぐるのではなく、1つのテーマをまとまった文章として仕上げるには、構成力が必要不可欠です。
「Web記事の質は構成で決まる」と言っても過言ではないのです。今回は、この”構成力”を上げるためのポイントを紹介します。今すぐ実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
記事の構成力を上げる!5つのポイント
それでは、記事の構成力を上げるにはどうしたらいいか、具体的なポイントについてお伝えします。
- 記事の目的を明らかにする
- 競合サイトを研究する
- Googleキーワードプランナーを活用
- 伝えるテーマは見出しごとに1つだけ
- オリジナル要素もプラス
1.記事の目的を明らかにする
まず、何よりも大切なのは、これから執筆する記事のテーマを決める際に、記事の目的を明らかにすることです。
・ 誰に伝えたいのか
・ 何を伝えたいのか
・ 結論は何なのか
最低限、この3つを明らかにしましょう。記事の目的を明らかにすることで、構成がぐんと作りやすくなります。また、執筆中にテーマがぶれてしまうことも防げます。
「誰に」「何を」伝えたくて、「結論」は何なのか。記事の構成を考える前に、その3つを書き出すところから始めてください。そのうえで「どのように」伝えるのかを考えていきます。どのように伝えるのかを考える作業が、構成案の作成という訳です。
2.競合サイトを研究する
どのテーマで書きたいかが決まったら、キーワードで検索をかけてみましょう。例えば、「在宅ワーク初心者を対象に、在宅ライターでどれほど稼げるのか」をテーマに記事を書くとします。この場合、以下のようなキーワードを検索エンジンに打ち込むかと思います。
・ 在宅ワーク、在宅ライター、稼げる
・ 在宅ライター、月収
・ 在宅ライター、時給
これらのキーワードで検索した結果、上位3サイトを一読してみてください。すると、読者ニーズに沿った記事の構成になっているかと思います。記事本文の内容も、おそらく読者が知りたいであろう情報とマッチしているでしょう。
記事を書く際には、それら検索上位のサイトを超える、より内容の充実した記事を書く必要があります。もしくは、より細部に切り込んだ内容の記事であれば、読者が求めている内容と一致する可能性が大いにあります。
競合サイトの構成を研究しつつ、参考にする。しかしながら、パクリは絶対に駄目です。たとえ構成案のみであろうと、丸パクリは盗用となり、罪に問われます。ここが注意すべき点ですね。参考程度にとどめて、構成案は1から自分で考えましょう。
3.Googleキーワードプランナーを活用
競合サイトを参考にしつつ、オリジナリティのある構成案を考えるにはどうすればよいのか。その際に活用すべきなのが、キーワード選定ツールです。キーワード選定ツールはいくつかありますが、私が最も使いやすいと感じているGoogleキーワードプランナーを紹介しましょう。
Googleキーワードプランナーでは、読者の検索ニーズを調べたり、検索表示の競合性を確かめることができます。自分では思いつかなかった、新たなキーワードと出合う可能性も大いにあります。
詳しい使い方に関しては、過去の記事にて画像つきで解説していますので、ぜひ読んでください。
Check!関連リンク⇛ 初心者必見!Googleキーワードプランナー活用術
4.伝えるテーマは見出しごとに1つだけ
構成を考える際に気をつけていただきたいことがあります。それは、伝えるテーマの盛り込み過ぎに注意!という点です。見出しごとにテーマは1つと決めてしまいましょう。
<タイトル>在宅ライターの報酬は?どれくらい稼げるの
<大見出し1>在宅ライターは稼げる?!みんなの感想
<大見出し2>在宅ライターの報酬例
◀中見出し1▶1日8時間働く場合
◀中見出し2▶1日4時間働く場合
◀中見出し3▶1日1時間働く場合
<大見出し3>在宅ライターが稼ぐには?3つのコツ
◀中見出し1▶稼ぐコツその1
◀中見出し2▶稼ぐコツその2
◀中見出し3▶稼ぐコツその3
<大見出し4>在宅ライターの報酬まとめ
以上の構成案ように、見出しごとにテーマは1つというルールのもとで構成案を作成しましょう。見出しごとにテーマを細かく区切ったほうが、読み手にとって読みやすい文章構成になります。
ゴチャゴチャとした、まとまっていない記事は、たいてい構成の時点で情報を盛り込みすぎているものです。この点を意識して構成を作成するだけでも、記事の質は格段にUPしますよ!
5.オリジナル要素もプラス
他のライターが書かないようなオリジナル要素を構成に盛り込むことも、戦略の1つです。独自に取った統計であったり、アンケート調査の結果であったり、自分自身の体験談であったりと、他のライターには簡単に真似のできない情報が盛り込まれていると、読み手は「おおっ!面白い」と感じます。
ライターとして活動する以上、競合サイトを書き換えたかのようなどこにもある記事ではなく、自分らしさがプラスされた記事を書けるようになりたいものです。皆さんも、意識してオリジナル要素を取り入れてみてくださいね。
構成力アップで良質な記事を書こう!
質の高い記事を書くためには、構成をしっかり考える作業が必要不可欠になってきます。軽視してしまいがちですが、本文の執筆をする前に立ち止まって、構成案を熟考してみましょう。記事の質がぐんとUPすると思いますよ!
ライターが身につけるべきスキルは、構成力だけではありません。以前の記事に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
Check!関連リンク⇛ WEBライターに必要な3つのスキルとは?
コメント
為になる記事ありがとうございます。
webライターの藤田と申します。
先月副業でwebライターになりました。
なりましたと言うのは少し違和感がありますが。
初めてのCWでの案件で大変苦戦しました。構成って大事ですね。初めてのことで全く進まず、ココロが病みそうになりました。メンタも付けて乗り切りましたが、行動し続けて成長していきます。
水原さんの記事やYouTube楽しく拝見させていただいてます。
ありがとうございます。