ライティングに必要な【リサーチ能力】とは?知って得する5つのメリット

ライティングに必要な【リサーチ能力】とは?知って得する5つのメリット

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ライターに求められるリサーチ能力とは?

あなたは、ライティング前に十分なリサーチをおこなっていますか?ライターというと“書く仕事”という認識が強いかもしれませんが、じつはその前の段階にある“調べる”という作業も同じくらい大切です。

ライティングに必要な情報を事前に調べる。その能力のことを、私はリサーチ能力と呼んでいます。あたり前のことですが、情報は的確なものでなければありません。その“あたり前”が、残念ながら昨今は崩れつつあります。

情報源が不確かなサイトを、オンラインで数分ほど確認して終わり…。そのようなWebライターが、かなり増えてきたのは事実でしょう。この事態には、同業者として非常に残念な思いです。

今回は、情報収集に役立つ話を書き綴っていこうと思います。リサーチ能力を上げるには、どうしたら良いのでしょうか?確かな情報を読者に届けるためにも、ぜひ初心のつもりで読んでいただきたいと思います。

 

リサーチ能力は絶対に習得すべき!5つのメリット

ライターはリサーチ能力を身につけておいたほうがいい!私はそう断言できますが、これには理由があります。ライターがリサーチ能力を身につけると、メリットが沢山あるからです。

それでは、リサーチ能力を身につけたら、どのようなメリットがあると思いますか?今回は、特記すべき5つのメリットを紹介したいと思います。

ライターがリサーチ能力を身につける、5つのメリット
  1. 記事の信憑性が高くなる
  2. あいまい表現の多用を避けることができる
  3. 他の記事も読んでもらいやすくなる
  4. ライター自身も文章が書きやすくなる
  5. 訴訟などのトラブルを避けることができる

1.記事の信憑性が高くなる

事前にリサーチしたうえで執筆された記事と、そうでない記事の違いは、ひと目でわかります。確かな情報源をもとに執筆された記事は信憑性が高く、読み手を納得させることが出来ます。

信頼できるデータをもとにライターが執筆すると、読者にとって安心して読める記事に仕上がります。ライターという自分の仕事に誇りを持ってやりたいのであれば、信憑性のある記事を書くよう心がけましょう。

 

2.あいまい表現の多用を避けることができる

正しい情報を調べたうえでライティングをすると、あいまいな表現をしないで済むことに気づくでしょう。不確かな情報のもとで書かれた記事には、以下の表現が数多く使われています。

・〜と言われています
・世間では〜のようです
・〜しているらしいです
・〜かもしれません
・〜だと思われます

これらの表現がすべて悪だとは言いませんが、多用されすぎていると記事の信憑性を疑いたくなります。しっかりとした情報源のもと執筆すれば、この現象は避けられます。あいまい表現の多用を避けるためにも、情報収集はしっかり行いましょう。

 

3.他の記事も読んでもらいやすくなる

「このライターはリサーチ能力が高い」「書かれている内容が適切で、信頼できる」という認識を読者に植え付けることができたら、ライターの勝ちです!自然と、読者が関連記事を読んでくれるようになります。

今の時代、読み手がライターを厳しい目で見て批判するのも稀ではありません。批判対象となる素人ライターが多いのは事実ですからね…。

ひとたび読者に信頼感を抱かせることができれば、読者は納得し、安心して記事を読んでくれるようになります。記事中に内部リンクを貼る場合は、よりいっそう記事内容に留意して執筆するようにしましょう。

 

4.ライター自身も文章が書きやすくなる

これは主観ですが、リサーチした情報が信頼できるものであればあるほど、その後のライティングが格段にやりやすいです。自分自身が安心して情報を発信できるからだと思います。

事前リサーチは、ライティングと同じくらい大事な作業だと思います。文章を打っていて「あれ?なんだか書きにくいかも…」「どう書けばいいのかな?」と手が止まった時は、あえてライティングから離れてみるのもアリです。

ライティングの手が止まるというのは、自分に知識がない証拠です。その際はリサーチに戻り、納得いくまで調べたうえで執筆を再開してはいかがでしょうか。

 

5.訴訟などのトラブルを避けることができる

ライターが間違った情報を発信してしまい、読者に不利益を与えることがあります。薬事法にのっとって記事を書かなかったがゆえに、読者が誤った対処法をしてしまい、仮に後遺症が残ったらどうでしょう?ライターを訴える可能性はゼロではありませんよね。

また、ライターが誤った情報を発信したため、企業がライター個人に対して損害賠償を求めた事例もあります。裁判にまで発展してしまうとは…なんとも恐ろしいものです。

ライターには、情報を正しく発信するという義務・責任があります。情報の真偽を読者に判断させるのではなく、そもそもライター自身が正しい情報を発信するよう心がけましょう。

 

意識的にリサーチ能力を身につけよう!2つのポイント

リサーチ能力は、自分の意識ひとつで向上させることが可能です。リサーチ能力をUPさせるポイントを2つご紹介しますので、情報収集をする際の参考にしてください。

リサーチ能力UP!2つのポイント
  1. Google検索に依存するのはNG
  2. 信頼度の高い情報源を知る

 

1.Google検索に依存するのはNG

Google検索は、とても便利です。ライティング中に疑問が生じても、たいていのことは検索で解決するかと思います。ただし、検索で収集できた情報は本当に正しいものでしょうか?

Googleの検索窓にキーワードを打ち込むと、数多くのサイトが表示されます。その中から情報を正しく取捨選択し、引用しなければなりません。ここで問題なのは、Google検索で上位表示だからといって、情報が正しいとは限らないということです。

Google検索は便利ですが、依存しすぎるのはやめましょう。必要に応じて専門書で調べたり、関係者に取材したりと、PC以外の方法も選択肢の1つとしてくださいね。

 

2.信頼度の高い情報源を知る

Google検索で情報を収集することが多いという方は、注意が必要です。というのも、検索上位のサイトが情報を正しく発信しているとは限らないからです。

インターネット媒体での情報収集において重要なのは、信頼できる情報源を知ることです。信頼できるサイトをブックマークしておき、そのサイト内でキーワードを検索するよう心がけましょう。

私個人が「信頼できる」と感じている情報源に関しては、以下の記事で紹介しています。こちらも是非、参考にしてください。

 

リサーチ能力UPで、信頼度の高い記事を書こう!

Web記事の読者は、検索などの方法でその記事にたどり着き、書かれている記事内容を参考にして何かしら行動に移すでしょう。その際、記事に正しい情報が記載されていなければ、読者に不利益を与えてしまいます。

ライターが正しく情報を発信するには、書く前の段階である“調べる”という作業に重きをおいて、信頼できる情報のもと記事を執筆する必要があります。リサーチ能力UPによるメリットは沢山ありますので、この機会に見直してみてくださいね!

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