ペンネームがしっくりこない理由

ペンネームがしっくりこない理由

先日、1年ほど使っていたペンネームを新しいものに変えました。

変えた理由は、しっくりきていなかったから。

 

変えてすぐは「いいじゃん!」と自画自賛していましたが、
1週間ほど過ぎたらまたしっくりこないと思い始めるようになりました。

そこでふと思ったのが、ペンネームはしっくりこないものなのかもしれないということ。

 

発信活動をしてそれなりに有名な人でも、自分のペンネームがしっくりきているという人に出会ったことがありません。
ペンネームに不満を言っていない人は、だいたい本名で活動している人です。

 

『自分らしい名前』というと、潜在意識で自分の本名と比べてしまう部分があるかもしれません。
数十年、ともに生きてきた名前と比較してしまえば、しっくりくるわけがありません。

 

思えば、結婚して名字が変わったときも、しっくりこない感覚がありました。
なんか、自分じゃないという感覚。
5年たってようやく、自分の名前として認識できるようになりましたが、
それまでは他人を演じているような心境でした。

自分の名前として認識できるようになったのは、周りの人から今の名前を呼ばれるようになってからです。
名前は、いろんな人に呼ばれて定着していくものなのかもしれません。

 

どうしても納得のいくものにしたければ本名にするしかないのかもしれないですね。
誰かにつけてもらって、受け入れるしかない状況にするのもいいかもしれません。

 

そして、余程センスがない限り、名前への不満はつきものなのでしょう。
長年つきそってきた本名ですら、不満があります。

 

漢字の形がどっしりしていて不満。
人とかぶっていて不満。
漢字の画数が多くて不満。
ローマ字にしたときの文字数が多くて不満。
口に出したときに発音しづらくて不満。

何かを改善したら何か不満が出てくる。
そういうものだと思って、ペンネームを使っていくと
そのうち、定着していくものなのかもしれません。

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