私がWebライターとして活動を始めたのが、2019年7月のこと。
当時は、1000文字書くのに、6時間以上かかっていました。
そこから半年。
1時間で1,500文字まで書けるようになったのです。
かなりの時間がかかってようやく少しずつスピードが上がっていきました。
文章の型や音声入力などライティングのスピードアップのためなら色々と試しました。
しかし、一向にスピードアップする気配がなかったのです。
なぜスピードアップしなかったのか?
原因はとても単純でした。それが、リサーチ不足。
正直私はとてもリサーチが苦手でした。
今回は、ライターが記事を書くのに不可欠なリサーチについて紹介します。
Contents
そもそもリサーチができないとスピードアップなんて無理…
私がライティングスピードを上げよとしていた時、ある過ちをしていました。
それは、リサーチをおろそかにしていたことです。
リサーチを全く意識していなかったので、いくらスピードアップのために文章を書いても、5時間1000文字が4時間程度になったぐらい。
書く内容が決まらないので、文章のスピードが上がらないのも当然です。
今振り返ると当たり前のことなのですが、当時は全く気付きませんでした。
文章のスピードが上がったきっかけ①:上位10サイトのリサーチ
Webライターなら知っている人も多い「上位10サイトのリサーチ」。
狙っているKWをGoogleでリサーチして、上位10サイトを参考に記事を作る方法です。
この方法を採用して、ライティングスピードが格段に上がりました。
1,000文字書くのが、2時間ぐらいにまで短縮しました。
1日で1記事を納品できたので、とても嬉しかったのを覚えています。
この方法を実践して、100記事以上を納品しました。
上位10サイトのリサーチはかなりつまらない
上位10サイトのリサーチは、ライティングスピードにかなり効果があったのは事実です。
しかし、10サイトを参考にしたリサーチは、かなり単調でつまらないものでした。
なんというか。
無理やり情報を詰め込んでいる感じです。
「いつになったら本題にいくんだ?」
自分で書いた記事でさえ、こう思っていました。
Googleで網羅性が大事といわれていたので、仕方がない部分でした。
文章のスピードが上がったきっかけ②:検索意図
検索意図という言葉を知ったのは、恋愛ジャンルの記事を担当した時のことです。
当時は恋愛ジャンルをかなり書いていました。
クライアントも多く、1度に5人のクライアントが恋愛ジャンルだったことも。
上位10サイトの記事を参考にして書くと、5人中4人のクライアントからはOKがでました。
たった一人のクライアントだけは、こんな返事をもらったのです。
「???上位10サイトを参考にしました?これじゃダメです」
これまで上位10サイトを参考にすれば、OKを貰えていた方法ではじめてダメ出しを貰ったのです。
指摘をもらったクライアントさんから、ある方法を聞きました。
それが、検索意図。
KWを調べた読者さんが、どのような情報を求めているのか?を考えることです。
顕在ニーズや潜在ニーズなどの言葉をこの時にはじめて知りました。
検索意図という考え方を知って、はじめて上位10サイトをチェックする本当の意味を知ったのです。
検索意図を意識すると1度はライティングスピードが落ちる
クライアントに検索意図に言われてから、意識して記事を書くようにしました。
検索意図を意識し始めた当初は、
「何これ。めちゃめちゃ大変」
と悶々としたものです。1000文字書くのに、4時間近くかかってしまうことも。
しかし、検索意図を意識して、20記事程度書くと、すっかり慣れていきました。
検索意図を意識した効果
検索意図を意識し始めると、記事の流れに筋道ができます。
網羅的に記事を書いていた時は、
「これだれが得するの?」
と、疑問を感じていました。
しかし、検索意図を意識して書くと、納得して文章が書けます。
上位10サイトからも必要な情報だけを抜き出せば良くなったのです。
納得できる記事を書けるようになったのは、とても大きな収穫でした。
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