私のライターとしての成功体験について

私のライターとしての成功体験について

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【プロフィールの充実】

私の本業は、福祉系心理職です。特に、「障害者福祉」が今の専門です。

そのための資格として、臨床心理士、公認心理師、精神保健福祉士を持っています。

こういう資格や経験を持っていますとプロフィールに明示しておくと、プロフィールを見たクライアントさんが、それに合ったテーマを持ってきてくれます。

それを見てスカウト案件も時々きますが、良いと思えば応募します。

まだ副業ライターとしては駆け出しではありますが、クライアントさんも「専門領域」がハッキリしていると「この辺の話は書けますか」と打診してくれます。

残念ながら、自分の専門とピッタリ合った「障害者福祉」というピンポイントでの案件はきたことがないのですが、「心理学と絡めて何か書いてください」という依頼はくるようになりました。

このような感じで、プロフィールに「何ができるのか」ということをしっかりと書いておくと、それに見合った案件が少しずつではありますが、くるようになります。

【何が書けて何が書けないかを明らかにする】

私は、「心理学がわかるなら、人の心の動かし方もわかるでしょう」といった、心理学を「読心術」や「人を動かす魔法みたいなもの」という方向性で文章を書かせるような案件はお断りしております。なぜなら、心理学はそういうものではないからです。

できないものをお断りしていると案件が少なくなってしまうことも確かなのですが、できないものを引き受けてしまうと、同じ字数でもなかなか埋められなくなります。そして、モチベーションも下がるので、つい金額のことまで気になってしまいます。

「こんなもの書くために安い値段でやっているの?」

と思い始めてしまったら、もう書く気力が失せてしまいます。

ですので、私はお引き受けする前に何回も質問します。ターゲット、何を伝えてほしいのか、どんなものを読者が求めているのか、などは、明らかにしてからお引き受けするならします。

できることとできないことを明らかにし、「これは書けません」とクライアントさんに伝えると、「では、別のこういう案はいかがですか」と譲歩してくれることもあります。実際に私もかなり譲歩していただきました。それで、自分が書きたいと思える題材で書かせていただくことができました。

【書きたい題材で書けるならば成功】

私は、書きたい題材、伝えたい題材があれば、金額のことまで気にしません。とにかく何か人のために、自分のためになるのなら、ぜひ書かせてください、というスタンスでいます。

そのような意味では、「お金を稼ぐこと」=成功体験、とはとらえていない、ということにもなります。むしろ、「書きたいことを書かせていただける」=成功体験、ととらえています。

書きたい案件で書いていくと、次のお仕事を得るときに「私は以前こういう作品を書いてきました」と提示するのがとても楽になります。自分の書きたい方向性は以前書いた文章のような方向性です、と伝えていけば、次の依頼も「それならばこの方向性で…」と考慮していただけるからです。

書きたい方向性が伝わると、次の依頼もまた書きたい方向性に近づいていきます。それが、さらなる成功体験につながっていくので、私は書きたい方向性は妥協せずに交渉するようにしています。

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