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「ライター」という職業との出会い
前職の仕事は嫌いではありませんでした。
同僚も優しかったし、やりがいもあり、
毎日が刺激的で楽しかったです。
でも、週6日勤務は正直体力的にはかなりきつく、
勤めて数ヶ月後にはひどい喘息を患ってしまいました。
何ヶ月も咳が止まらず、常に眠気との戦いで、
帰宅後は食事をしてすぐに寝る、そんな毎日でした。
休みの日も疲れて寝てしまうだけで
プライベートの時間を楽しむ余裕なんて
全くありませんでした。
このまま働き続けて
一体何が得られるのだろうか・・・
同じことを毎晩考えながら眠りにつき、
また朝を迎える毎日。
そんな時、コロナウィルス感染が拡大し、
1ヶ月自宅待機を命じられました。
世の中は本当に大変だけど・・・
私にとっては久しぶりの休息・・・
スーパーへ買い物へ行き、3食自炊をして、
部屋を片付け、好きな映画を見たり、読書をしたり、
友達とZOOMでおしゃべりをして・・・
入社して以来、
初めて人間らしい生活を送ることができました。
そして、仕事漬けの日々から解放されていくうちに
自分がどれだけ苦しく、我慢してきたのか、知ることになるのです。
また同じ生活には絶対に戻れない・・・戻りたくない!
そんな気持ちが高まっていく中、
とあるライターさんのブログから「ライター」という職業を知りました。
自分の人生を変えたい!このままじゃ嫌!
そう必死に願っていた中で、
彼のブログはかなり胸に響いたのを今でも鮮明に覚えています。
「ライター」になりたいと思った一番大きな理由
中学生の頃から小説を読むのが好きだったおかげなのか、
作文だけはいつも100点満点をもらっていたほど
文章を書くことはもともと好きでした。
学生の頃にブログも書いたことがあり、友達から文才があると褒められるたびに
調子に乗ってブログを更新していたことを今でも思い出します。
そんな過去を思い出しながら思ったのは、
ライターなら「パソコン一台でどこでも仕事ができる」ことでした。
私が一番辛いと思っていたのは、
時間と場所に縛られて働くことでした。
無限にあるわけではない自分の時間を
誰かに、何かに束縛されて、自由を奪われることが何より辛かったのです。
「好きな時に、好きな人(仲間、家族)と、好きな場所で、好きなことをしたい。」
それが私の密かな夢でした。
「ライター」になれば、それが叶うかもしれない!
そう思ったのです。
そして・・・
1ヶ月の自宅待機期間が終了する前に、私は退職願を提出し、
収入ゼロ円から「ライター」として活動していくことを決めたのです。
未経験「ライター」の苦悩
「決断すると行動が早い」
それが自分の強みでした。
退職はしたものの、収入はゼロ円!
普通なら不安でいっぱいなはずですが・・・
私は何よりもこれから先の未来を
自分で作り上げていくことができることの方が嬉しく、
希望と期待で心がいっぱいでした。
半年分の生活を支えるだけの貯金はありましたので、
使い切る前に安定した収入を得られるように行動すればいいだけ!
単純にそう思っていました。
実際は・・・
未経験の業界へいきなり飛び込んだ素人ですから、
現実はそう甘くはありませんでした。
「最高の記事を書いた!」
そう思ってもリピートされなかったり・・・
テスト記事でお断りされたり・・・
想像以上に難しい案件を受けてしまったり・・・
1日中パソコンの前に座っても何も書けないこともありました。
「ライター」のお仕事は難しい・・・
そう思ったこともあります。
すっかり自信を無くしてしまった私に
とあるライターさんがアドバイスしてくれたことを最後に紹介します。
1. 小さな案件から何でも挑戦して経験を積むこと
2. 失敗をしたら原因を探り、同じミスをしないように心がけること
3. 誰よりも丁寧なコミュニケーションを意識すること
この3つのことを意識することで、少しずつ状況が変わり始めました。
まだまだ修行の身ではありますが、今はこの仕事が天職だと思っています。
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