Webライター初心者が、やっと気が付いた大切な事。

Webライター初心者が、やっと気が付いた大切な事。

時給の仕事を辞めました。

主婦の私は、今までパートとして時給の仕事に就いていました。
以前の職場では、少しの不満はあれども、楽しく仕事をさせていただいていました。

しかし、私はこれからの自分の人生を考えるにあたって、どうしても家で仕事をしたいと考えるようになり、在宅で仕事をする為にWebライターの勉強をして、少し自信が付いてきた所で退職を決心しました。

これからの家族の事や、自分の事を考えると、家で仕事ができるというのは私にとって非常に魅力的でした。文章を書くのは好きだし、働く時間も、場所も、自分で決められる。こんな素敵なことは無いと考えていました。
その後、私は自分の考えの甘さにようやく気が付くことになります。

文章を書くのが好きで、少し勉強をしたくらいの私にできる仕事は、ほぼ無いような状況でした。クラウドワークスでこれ!という仕事に応募するも、なかなか契約まで行きつきません。

自分でも契約してもらえるような仕事をコツコツこなしていって、少しずつ実績と能力を上げていって、そして仕事を取れるようにならなければならないのです。
フリーで働くとはこういう事か!と目が覚めたような気分になりました。

そして同時に、今までの自分の甘えにも気が付くことになったのです。
私は今まで、時給や月給の仕事しかした事がありませんでした。
説明するまでもなく、時給の仕事では働いた時間分の賃金が必ずもらえます。

もちろん月給の仕事でも毎月決まった額が必ずもらえます。
それを私は今まで、ごく当然の事として考えていました。自分の給料イコール『自分の働いた時間』と考えていたのです。

今までの仕事では、初日から賃金は発生していました。仕事について何もわからなくて、教えてもらうだけの一日でも、働いた分の時間だけ賃金がもらえました。
その事がどんなにありがたい事なのか、どうして今までわからなかったのでしょう。

私はそのありがたさに気が付かずに、こんな見当違いな事でもプンプン怒っていました。働いた年月を重ねるごとに時給は少しずつ上がっていくわけですが、私の例で言うと、五年間働いて上がった時給はたった30円でした。

しかも五年間の間に時給がベースアップされて、結果新しく入ってきたばかりの人と時給が10円しか変わらない。ということになってしまい、そのことに不満を感じていたのです。今はそんなことに不満を抱いていたのが恥ずかしく感じられます。

時給や月給でお給料をもらうという事は、仕事が出来なくても賃金は保証されているのです。例えば調子の悪い日に仕事がはかどらなかったとしても、普通の日と同等の賃金がもらえます。

言ってしまえば、時間内でさぼろうと、一生懸命働こうと、賃金は変わらないのです。
私は仕事が出来ない時期も当然のようにお給料をもらっていたわけですから、仕事が出来るようになったからと言って、時給をもっと上げてくれと言うのはおかしな話だったと言う訳です。

それでも私はフリーでやる!

時給、月給のありがたさに気が付いてなお、私はフリーでWebライターを目指します。
仕事が当たり前に割り振られる事自体が、ありがたい事だったのですよね。これからは自分で仕事を取りに行かなければなりません。

休めば当然賃金はもらえませんし、一生懸命頑張らなければ、人並みに稼ぐことだって出来ないでしょう。
今まで会社に向けられていた不満は、自分自身に向かう事になります。
休み時間が短くたって、パソコンのスペックが悪くったって、全部自分の責任です。

でも、もしWebライターとして一人前になれたら、どんなに気持ちが良いだろうと思うのです。
自分の力で頑張ってみたい。これから自分は成長できるのか、挑戦してみたいのです。

報告する

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。