初心者ライターが気を付けるべき5つのポイント

初心者ライターが気を付けるべき5つのポイント

初心者ライターが気を付けるべき5つのポイント

 
 
 コロナ禍で多くの業界が大変な打撃を受けています。そんな先行き不安の中、比較的コロナの影響を受けづらい職種への転職や、副業を始めようと考えている人が増えています。ウェブライターの仕事もその一つですね。リモートワーク(在宅ワーク)が可能で、人との接触も無く、インターネットの環境さえあれば出来るウェブライターの仕事は、まさにコロナ禍でもうってつけの仕事と言えるでしょう。また、好きな場所で、好きな時間に仕事が出来ると言うウェブライターの自由度の高さに、一度は興味を持った人もいる事でしょう。

 しかーし、何事もそうであるように、ウェブライターの世界もそう甘くはありません。一人前になるためには、幾つかのポイントを抑えなければなりません。ここでは、特に初心者ウェブライターが気を付けるべきポイントを5つ紹介して行きます。最初のうちは大変に思うかもしれませんが、徐々に慣れてくれば、これらはハードルではなく当たり前の常識として標準装備されて行きますので、ぜひ参考にしてみてください。

《低単価案件をむやみに請けてしまう》
 最初は初心者と言う負い目からか、1文字1円未満の文字単価の安い案件をむやみに請けてしまいがちです。最初のうちは特に仕事に不慣れで記事を仕上げるのに時間が掛かってしまう中、費やした時間の割りに報酬が少なく、「割りに合わない」と感じる気持ちは良く分かります。ウェブライター業界の“あるある”の第一位と言っていいでしょう。

 まずは、思い切って1文字1円以上の案件から挑戦してみるのはいかがでしょうか。その案件をクライアントが望む形でこなす事ができれば、そこが自分の自信になるでしょうし、もしなかなか上手く行かなければ、その時に少し文字単価を下げた案件を探してみるのが良いのではと思います。初心者だからと言って、最初から最低限の文字単価の案件からスタートする必要はありません。

《自分の主張に突っ走ってしまう》
 ウェブライターを志す人は、多少なりとも文章を書く事が好きな人が多いです。でも、そう言う人に限って、ついつい自分の文章や主張に強い思い入れを持ってしまう場合があります。小説家で自分の好きな事を自由に書けるのであればいいのですが、ウェブライターの仕事は、クライアントの依頼と意向に沿って記事を仕上げて行く仕事です。相手が何を求めているのかを良く見極めて、クライアントが望んでいるものを提供出来るよう心掛けましょう。

《コピペ記事に注意》
 ウェブライターとして関わる案件はさまざまで、自分の得意分野だけでなく、時には未知の領域を扱う事もあるでしょう。もちろん仕事を選ぶ事は出来るのですが、稼ぐために多くの案件をこなしたいとなった場合、自分の守備範囲だけでは限界があるわけです。

 そこで陥りがちなのが、ネット上に出回る記事をただ単にコピペして継ぎ接ぎするだけの文章を作ってしまう事です。そう言う文章はどこかボロが滲み出る記事になりがちですし、そもそも著作権の侵害で訴えられる危険性も出て来てしまいます。

 不案内なテーマを取り扱う場合、自分で調べて理解した上で記事を書けるかどうかを考える必要があります。最初の内は、比較的自分が慣れ親しんだテーマに注力するのも手かもしれませんね。

《納期に追われる》
 上司の目を気にする事なく、自分の好きな時間に好きな場所で仕事が出来る。そんな自由度の高さに魅力を感じてウェブライターの仕事を始めたいと思う人も少なくないと思います。

 そして、ついつい自由だからと言って、マイペースで仕事を進めてしまいがちです。が、仕事には必ず納期が存在します。自分の気が乗らなくても、体調が思わしくなくても、仕事の納期は守らなければならないので、そこに少なからず「納期に追われる」感覚がつきまとって来ます。納期を守らなければクライアントからの信用を失い、仕事を失う事にもなってしまいます。

 確かに、ウェブライターは会社に通勤する必要もないし、自分の好きなタイミングでこなせる自由度の高い職種です。だからこそ、守るべきポイントはしっかり押さえましょう。
 優秀なウェブライターの条件の一つ、それが『納期をしっかり守る』事です!

《報・連・相を大切に》 
 上の項目で、納期、納期とうるさく言いましたが、そんなに不安にならないで下さい。やはり上手く記事が書けない、本業の仕事に追われてなかなか時間が取れないなど、諸々の事情で納期が間に合いそうにないケースは出てくると思います。

 自宅やカフェなどで一人で作業をする事が多いウェブライターが陥りがちなのが、一人で仕事をしている感覚になってしまう事です。でも、実際は案件を提供してくれるクライアントがいて、あなたの記事を待っています。また、あなたの記事を使って次の作業をする人がいるかもしれません。あなたの仕事は、そんな流れの中の一部なのです。

 もし、納期に間に合いそうになければ、それを事前にクライアントに報告したり、連絡したり、相談したりする必要があります。いわゆる『報・連・相』ですね。机が隣で何気ない小まめな意思疎通やコミュニケーションができる会社の中とは違って、人の存在を感じづらいウェブライターの環境は、ついついこうした報・連・相を蔑ろにしてしまいがちです。そうしたウェブ上での関係だからこそ、方向性にズレがないか、納期通りにこなせるかなど、小まめなコミュニケーションが必要です。
 

 自分の好きな場所で好きな時間に取り組めるウェブライターの仕事は、その自由度の高さから魅力的に感じるでしょう。また、コロナのような影響を受ける事なく仕事にありつく事が出来るのも、時代に合った職種と言えるかもしれません。だからこそ、これからウェブライターを始めて行きたいと考えている人には、こうしたポイントを押さえた上で、クライアントに求められるライターを目指してほしいと思います。

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