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情報収集や勉強に疲れていませんか?
ライティングには普段からの情報収集や勉強も大切です。しかし、ネットの情報だけでは、内容が浅くなってしまいがち。そのため内容の濃い記事を書くために、普段から、様々な媒体を通してインプットしているというライターさんも多いのではないでしょうか。
とはいえ、時間は有限なので、できれば効率良くインプットしたいですよね。そこでこの記事では、「効率の良いインプットの仕方を知りたい」「情報収集に疲れた」といった方におすすめの書籍をご紹介します。
『学び効率が最大化する インプット大全』の概要
今回私がおすすめする本は、『学び効率が最大化する インプット大全』です。
この本はベストセラーになった『学びを結果に変える アウトプット大全』の続編で、著者は精神科医であり作家でもある樺沢紫苑(かばさわしおん)氏。
この本では、精神科医の著者ならではの科学的根拠に基づいたインプットの方法が網羅的に解説されています。内容は「最短で必要な情報を見つける検索のコツ」や「科学的に記憶に残る読書の方法」など。実践的なものが多いので、調べものをするときに手元に置いておくと何かと便利です。
また私が個人的に気に入っているポイントは、「本自体の読みやすさ」。青と白のスッキリとしたデザインで、全ページにイラストが入っているので、あまり目が疲れません。そのため内容は百科事典のように濃いのですが、気が向いたときにパラパラと読めます。
欲張ったらダメ!インプットの基本
この本のなかで私が特に印象に残っているのは、「人に伝えられないのはインプットできていないのと同じ」という内容です。よく「知っているのと、人に教えることができるのは別」といわれますよね。私たちライターに置き換えると、「リサーチや情報収集を通して知ることと、それを実際に文にして伝えられるかは別」といったところでしょう。
では、どうすればきちんとアウトプットできるようになるのでしょうか?
それは、一度に多くをインプットし過ぎないことだ、と著者は述べています。
さらにこの本では、脳が一度に記憶・処理できる情報には上限があると説明されています。つまり、私たちが「できるだけ多くを学ぶぞ!」と気合いを入れても、脳からすれば「いや、無理」というわけですね。
私のビフォーアフター
今まで私は、一度にたくさん本を読んだり、勉強したりするなど、どちらかというと学びに対して貪欲でした。ですが実際にどこまで身についているのかが分からず、なんとなく悶々とすることも。
この本を読んで私は「学びを欲張るとかえって効率が悪い」ということを知りました。それからは情報収集やライティングの勉強のときには「1つか2つ学べたら、それで充分」と自分に言い聞かせるようにしています。ですから、この本は私のように「インプット疲れ」になりかけている方におすすめです。
『学び効率が最大化する インプット大全』では、インプットに関するあらゆる内容が載っているので、すぐに全てを実践するのは難しいでしょう。まずは自分に出来そうなことから少しずつ取り入れてみることをおすすめします。
焦らず勉強してライティングを楽しもう
在宅ライターは仕事もプライベートもスキルアップも、全て自分で管理しなければなりません。とくに初心者はつい欲張って一度にたくさん吸収しようとして疲れてしまいがちではないでしょうか?
そのようなときは、「一度に多くを学ぶのは、そもそも無理」ということを思い出してみてください。きっと気持ちが少し楽になって、また楽しく情報収集やライティングの勉強に取り組めるようになると思います。
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