記事の修正依頼への対応は?知っておきたい5つのポイント

記事の修正依頼への対応は?知っておきたい5つのポイント

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修正依頼に正しく対応していますか?

記事を納品した際、一発OKで校了という場合はあるでしょう。しかし、修正なしでOKとはいかない場合も多いです。あなたは、クライアントからの修正依頼正しく対応していますか?

・ クライアントの修正指示を理解しきれない
・ 修正の内容に対して不満がある
・ 何度も修正を繰り返されるのが嫌

以上のよう点で悩んだことはありませんか?ライターデビューして2,3年ほど、私は以上のような悩み・不満を抱えていました。それをどう克服したのか、皆さんにお伝えしようと思います。

さらに、クライアントから修正指示を受けた際、ライターが気をつけるべき点というものがあります。まとめてみましたので、今後の執筆において皆さんの参考になれば幸いです。

クライアントから修正依頼がきた際、ライターとして正しい対応ができていますか?これを機に、1度しっかりと向き合ってみましょう。

 

知って得する!修正対応のポイント5つ

まずは、ライターの鉄則といいましょうか、修正対応におけるポイントをご紹介します。たった5つなので、今日から意識するよう努めてみてください。

修正対応時に気をつけたい5つのポイント
  1. 迅速に対応する
  2. 指示通りに修正する
  3. メール・チャットには低姿勢で返信
  4. 2度と同じ修正依頼を受けない
  5. 相性が悪い場合は潔く見切りをつける

1.迅速に対応する

クライアントから修正の依頼が来たら、可能なかぎり急いで対応しましょう。修正に対する対応の速さも、ライターとしての能力の1つです。

クライアントからの修正指示が明確な場合は、指示通りに修正。指示が曖昧である場合は、「これで正解かな?」と予測した内容に修正します。そのうえで「○○を△△と修正しましたが、この解釈で大丈夫でしょうか」と添えて、メール等に返信します。

修正指示が分からなくとも、いったん自分なりに解釈して修正をすることが大事だと思っています。仮に「修正の指示が分からない」とクライアントに返信したとしても、クライアント側も「ライターがどの点をどう理解していないか」というのが分からないからです。

修正の内容に関してライター側の解釈が間違っている場合は、クライアント側から細かな指示が追加されるはずです。まずは自分なりに解釈して、迅速に修正対応をしましょう。

時間をかければかけるほど、クライアントが待つ時間も長くなります。待たせれば待たせるほど相手は期待してしまうため、結果的に修正のハードルが上がるのです。自分で自分の首を絞めないようにしたいですね。

 

2.指示通りに修正する

クライアントから細かく修正の指示をされた際には、その指示通りに修正するのが鉄則です。しかし、残念なことに、指示された通りの修正ができない、プライドの高いライターが多いです。

・ 指示通りの修正だと、日本語がおかしい
・ 文と文の流れが繋がらなくなる
・ 削除されたくない文を割愛されるのは嫌

以上のように、修正指示に対する不満を持ってしまうのは仕方ありません。プロとしてやっている以上、プライドはありますから。しかし、それをクライアントに押し付けるのはご法度です。

私たちライターは、クライアントが求める文章を書くのが仕事です。依頼する側がクライアント、請け負う側がライターです。発注側の意見・主張は、すべて受け入れましょう。

こだわりを持って書いた文章が、腑に落ちない具合に書き換えられたときは、なんとも悔しいものです。でも、仕方ないのです。割り切ってサクサクと修正する癖を、早いうちに身に着けましょう。

 

3.メール・チャットには低姿勢で返信

修正依頼に対して、納得がいかなかったり少々イラッとしてしまうことがあるかもしれません。しかし、それを表に出さず、淡々と対応することが大事です。

クライアントとの連絡手段がメールやチャット等の文面である場合には、特に注意が必要です。

修正依頼、了解しました。

ご指摘の点を加筆修正しました。

以上のように簡素な文面で返信してしまうと、クライアントに「何か不満があるのかな?」「怒っているのかな?」と感じさせてしまう恐れがあります。

クライアントが「このライターには仕事を振りにくい」と感じてしまうと、継続依頼とはいきませんよね。おそらく、フェードアウトされることでしょう。

相手と向き合って話す訳ではない以上、修正依頼に対応する際はいっそう気をつけたいものです。文面の例を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

●●さま
お世話になっております。
文面のチェック、ありがとうございました。
ご指摘の箇所を修正いたしました。
修正箇所
1.○〜○を削除
2.○○を○○に加筆修正
3.○○を△△に変更
お手隙のタイミングで確認をお願いできればと思います。
修正は何度でも承りますので、気兼ねなくお伝えくださいませ。

修正内容を送信する際の文面こそ、細心の注意を払って作成してくださいね。

 

4.2度と同じ修正依頼を受けない

「何度も同じ注意をさせないで!」と、子ども時代には母親からよく注意されたものです。同じミスを繰り返さないという暗黙のルールは、大人になっても同じです。

どの仕事においても言えますが、同じミスを繰り返す人には仕事を頼みたくないですよね。クライアントからしてみれば、やり取りの手間がかかることもあり、出来れば避けたいはずです。

ひとたび指摘されたことは、きちんと次の執筆に活かしましょう。そして、同じ過ちを何度も繰り返さないように努めてくださいね。

・ タイトルは○文字以上〜△文字以内
・ ○○という表現は使わない
・ 大見出しと小見出しをつける
・ 総文字数は○文字以内
・ 記事引用の際は出典元を明記

クライアントによって、上記のようなルールが課される場合があります。忘れてしまいそうな内容に関しては、デスクトップに表示される付箋機能を使ってみてはいかがでしょうか?

私がライティングに使用しているMacbookには、スティッキーズという付箋機能があります。ライティング中に表示されていると、注意事項を失念せずに執筆できますよ。

 

5.相性が悪い場合は潔く見切りをつける

クライアント側の意見がすべてであり、言われた通りに修正するのが鉄則。そうは言ったものの、どうしても割り切れない時はありますよね。

・ プライドを捨てきれず反論したくなる
・ どうもクライアントと相性が合わない
・ 何度も修正依頼がきてしんどい

このような気持ちになり、仕事を受注することが苦痛だと感じてしまう場合には、潔く身を引きましょう。相性が合わない相手とは、遅かれ早かれ関係が解消する運命にあるからです。

ライター側から見切りをつけるのも、大いにアリです。ただし、既に受注した分に関しては責任を持ってやり遂げるようにしてください。ひと段落したところで「実力が追いつかなかったので、継続は辞退したい」と伝えましょう。

 

修正対応でこそライターの腕が試される!

文章を書く、記事を書く、そして納品する。それだけがライターの仕事ではありません。むしろ、納品後の修正指示に対する行動でこそ、ライターの腕は試されます。

迅速に、かつ真摯に、低姿勢で対応できるライターになってください。クライアントとも良好な関係を築けるうえ、ライター評価も上がります。次に修正依頼を受けた際は、意識してやってみてくださいね!

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