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ライター2ヵ月目、9,108円の収入でした
世の中のwebライターさんたちのツイートとかブログって、「1ヵ月で月6ケタ」とか「今月の収入50万円越え」とか、レベル高すぎて「自分向いてないのかな」なんて落ち込んだり、焦っちゃったりすることありませんか?
私は先月のライターでの収入は1,300円くらいだったし、今月も1万円には達しませんでした。
諭吉さんが恋しい…。
それでも、のんびり楽しく記事書いています。
落ち込んだり焦っちゃったりしてライター楽しくなくなっちゃった方が、この記事を読んで気楽になったり、次の行動のヒントになれば幸いです。
クラウドワークス6,986円+ランサーズ2,122円=9,108円
2020年6月10日からwebライター業を始めた、おり子です。
この記事を書いているのは2020年7月31日。
webライターを始めて2ヵ月が経ちました。はやいなぁ。
先月はクラウドワークスのみだったのですが、7月14日からランサーズも利用するようになりました。
ランサーズではありがたいことに、登録2日でシルバーランクまで上がれたので、その流れをちょっと書いていこうと思います。
クラウドワークス、タスクで「ありがとう」が溜まる
7月も相変わらず、クラウドワークスではタスクばかりやってました(笑)
私は諭吉が恋しいド素人ですが、ライターの仕事をするときに絶対に譲れないポイントがあります。
- 楽しく仕事ができること
- 文字単価、記事単価に納得できること(基本的には文字単価1円以上)
悲しいことに、クラウドワークスではそうしたお仕事になかなか巡り合えず…
※これはクラウドワークスが悪いのではなく、ただ単にご縁と運の問題です。
(クラウドワークスの運営に対して優良クライアントが増えるよう対策を取ってほしいという声や、単価が上がるような仕組みを作ってほしいという声も多く、私ももちろん、そうなったらいいな、と思います。ただ、そこを気にしすぎてしまうと私は楽しく書けないし、楽しくないと続けられないんです…「楽しくないとやらない」って社会不適合者発言?笑)
さて。そんなわけで、今月もクラウドワークスでは、タスクの「映画の感想を500文字書くと50円」という案件をちょくちょくやっていました。
文字単価で計算すると0.1円なのですが、映画大好きなのでとにかく楽しい。
それに、書く項目も1つだけで簡単。他のタスクって、開いてみたら書かなきゃいけない項目が何個も並んでいて、ゲッソリすること多いんですよね…。
そしてなにより、クライアントさんが書くたびに「ありがとう」ボタンを押してくれるんです。
あれ、地味にめちゃくちゃ嬉しいんですよね。うへへ。
「ありがとう」のおかげでプロジェクトが通る
タスクをちょくちょくこなしながら、十数日が過ぎると、当然「ありがとう」もちょっと増えました。
その間、クラウドワークス主催の勉強会にも参加して、webライター検定3級も合格できました。
そのころから、プロジェクト案件への応募が通るようになりました。
「ありがとう」が溜まっていたおかげで、ちょっと信頼度が上がったのかなぁ。と自己分析。
採用してもらえたプロジェクト案件は、けっこう一生懸命がんばりました。
クライアントさんが求めている記事はどんなものかな、読んでいてわかりにくくないかな、などなど、素人なりに気を付けながら記事を書かせてもらいました。
そうしてプロジェクトを完了させると、また「ありがとう」が増える&★評価もいただけて、最近はプロジェクトのお誘いも少しですがいただけるようになりました。
※ちなみに、今月(2020年7月)のクラウドワークスでのプロジェクト件数は3つです。すべて自分から応募しました。
※別のクライアントさんから何件かプロジェクトのお誘いを受けたのですが、すべて断りました。単価安い&掲載メディアに心がときめかなかったから。楽しそうか、の基準は私にとってかなり大切なんです!
ランサーズへ進出
クラウドワークスでプロジェクトのお誘いを受けるようになり、自信がついて、クラウドワークスにはない案件も探したいな、とランサーズに登録しました。
ランサーズでは実績がなく1からのスタートになりますので、クラウドワークスのマイページのURLを貼り「ちゃんと仕事しますよー」とアピールにしました。
登録した日は、身分証明や電話番号認証などを済ませたり自己紹介文を書いて終了。
ランサーズでは、登録したては「ビギナー」ランクになっていて、身分証明書や電話番号認証、情報保持契約などをきちんと済ませると「ブロンズ」にランクアップできるのです。
みなさんもランサーズに登録したら、まずはここからやってみてください。
数時間でブロンズになれちゃいますよ!
ご縁に恵まれる
ランサーズに登録した翌日、とても良い案件を発見!
これはもう、完全に運でした。
私は旅行系の記事作成が得意で、口語で書くのが好きです。感情こめて「♡」とか「♪」とか使っちゃう、女性向けの旅行記事を書くのが好きなんです。
ランサーズで見つけた案件は、私の得意な記事・好きな文体にドンピシャでした。
めちゃくちゃ気合い入れて応募文を書き、テスト記事執筆の機会をget!
テスト記事もめちゃくちゃ気合い入れて書きました。
結果、テスト記事は無事通り、来月からは1ヵ月単位で継続的に発注してもらえることになりました。やったぁー!
※このテスト記事執筆がひとつのプロジェクトだったので、ランサーズで「プロジェクトをひとつ終了させた」ということになり、シルバーにランクアップしました。
9,108円で得たもの
新しい目標
良いクライアントさんに恵まれたので、クライアントの開拓はいったん休憩して、新しい目標はこのクライアントさんに評価されて単価があがること、です!
ランサーズでのテスト記事の金額は3,000円。税金や手数料などが引かれて、手取り2,122円です。クラウドワークスでも思うけど、手数料たかっ!
ただ、クラウドワークスの案件の多くが、テスト記事100円や、ひどいところだと0円だったりするので、テスト記事3,000円はまあまあかな、ちょっとほくほくしています。
「まあまあ」というのは、今回の案件はやることがけっこう多いから。
書くだけでテスト記事3,000円なら、高単価の部類に入ると思います。
ですが、この案件では、どの観光地を取り上げるか、どんな切り口で書くかをこちらから提案し、編集部さんのチェックでOKをもらえたら執筆開始。画像選定も、一つの大見出しの中に5~10枚くらい必要です。
こうした労力を考えて、「まあまあ」と感じています。
継続的に発注していただけるようになり、来月書く分の構成や取り上げる観光地などの選定を行っていますが、ときどき、5,000円くらいもらってもいい気がする…なんて思っちゃうことも正直あります。
ただ、文字数は少なめなので、まずは記事単価4,000円を目標にしています!
クライアントさんを引き付ける丁寧さ&スピード感
さきほど、ランサーズでのテスト記事の中で「めちゃくちゃ頑張った」を連呼しました(語彙力の低さ…)。
- 記事の質にこだわった
- スピード感を意識した
まず1つ目。
・記事の質にこだわった
=掲載メディアを何度も何度も読み、クライアントさんが求めているテイストに近づくようにした
クライアントさんによって、どんな記事を書いてほしいのかは千差万別です。
例えば、同じ「ビジネス系」記事でも、
- ビジネスマン向けの真面目な雰囲気の、文字がズラっと並び、最新のカタカナビジネス用語が並ぶ記事なのか
- 就活を進める学生にもわかりやすい、図がたくさん入って改行も多めで口語でふわっと書かれた記事なのか
全く違いますよね。
もちろん、執筆ガイドラインに従って書けば、たいていの記事はOKをいただけます。
(たまにやたらと細かく修正指示をするクライアントさんもいますが…。)
ただ、執筆ガイドラインに沿って書いただけだと、他の多くの応募者と同じになってしまいます。
他の人と同じはいやだ!目立ちたい!
というわけで、とにかくクライアントさんの求める記事に限りなく近づける作戦にしました。
そのために、クライアントさんが「これお手本ね」とくれた記事を、100回くらい読みました。それ以上かな?
構成を練る前、練っている最中、観光地を選定する前、選定している最中、記事を書く前、書いている最中。
いつもその記事を開いて、何回も何回も読みながら進めました。
その結果、
「こんなに当メディアのブランドにぴったりの記事は初めてです!ぜひ継続させていただきたいです。通常は○○円で契約なのですが、このクオリティですので××円でいかがでしょう?」
とのお言葉をいただきました。うれしい。
そして2つ目。
・スピード感を意識した
=クライアントさんからの指示には翌日には返信。3日以内で記事を仕上げる
前述したように、この案件はやることが多いんです。
具体的には、
クライアント:まずは、読者が悩んでいることとそれを解消できるような観光地を選んでください(*´▽`*)
私:翌日には提案メールを送る
・観光地の公式HPのURLを添付
・クライアントさんが広告収入を得ようとしている旅行予約サイト(楽天トラベルとかじゃらんとか)のURLも添付
・目安滞在時間から逆算したちょうどよいバスや電車の時刻も明記。一応タクシーで何分かかるか、近くでレンタカーを借りられるかも追記
この提案にOKをいただけたら執筆開始になります。
指定されたページから画像を探しながら執筆し、必ず3日以内に提出しました。
記事作成をしたことのある方ならわかってくださると思うのですが、画像選定しながら書くの、けっこう大変ですよね?
本業との時間をぬって、このスピード感で構成案を練ったり記事を書いたりするのはキツかったのですが、それだけ楽しく、続けたいと思える記事&クライアントさんだったのです。
裏を返せば、ここまでしたいと思えないなら、そんなに頑張らなくていいと思います。
楽しくないのにがんばると、しんどいだけです。楽しいって大事!
単価を上げるための提案力
クラウドワークスでお世話になっているクライアントさんも、ランサーズでお世話になっているクライアントさんも、よく私に質問を返してくださいます。
私が質問するのではなく、クライアントさんから質問してくださるんです。
・(クライアントさんが新しく作りたいコンテンツについて)これ、どう思いますか?
・(私が提案した観光地について)どうしてこの観光地を選んだのか教えていただけますか?
などなど。
一度いただいた質問は、次の提案に活かすようにしています。
・最近こういう経験をしてこう感じたので、こんな記事どうですか?
・この観光地は○○や××や△△があって、日ごろ仕事で疲れている若い女性におすすめです
などなど。
クライアントさんとの対話の中で、提案力がついたと感じています。
来月はこれを武器にするぞー!
終わりに
自慢記事になってないかな。大丈夫かな。
情報発信をがんばっている人たちは、みなさん多額の副収入を得ていますよね。
そうした人たちと自分を比べちゃうと、自分はまだまだだなと感じてしまうこともあると思うんです。
そうした方が、私の収入を見て、
「なんだ。こんなにドヤ顔で記事書いてる人(おり子)より、私の方がライターとしての収入多いや」と思ってもらえたら嬉しいです。
また、なかなかプロジェクト案件に手が出せない方、収入が1,000円前後で止まっている方に、こんな感じで進めていくのもアリですよ、との気持ちを込めて。
とにかく、楽しいって思えることが大切!(私の独断と偏見ですけど。諭吉も恋しいですけど。)
みなさんの副業ライター生活が、楽しくなるといいなぁ。
コメント
ありがとうございます。
皆さんランサーズとクラウドワークスを掛け持ちでされてるのかと思っていたのですが、意外と片方だけという方多いですよね。
私自身、正直気に入っているのはランサーズなのですが、如何せんシステムの使い勝手で、クラウドワークスだけになってしまっています。
クライアントも片方だけという人間もいるでしょうから、複数覗いてみたほうが良いのかもですね。
またそれぞれのクラウドソーシングの使用感も是非教えて下さい(笑)。
おり子さん、webライター検定等しっかりと勉強されてて偉いですよね。
ちなみに、ライティングの型(PREP等々)も具体的に学ばれたのでしょうか?
ありがとうございます!
まだちょっとしか使っていないのですが、サポートやイベント、勉強会などはランサーズの方が断然豊富だなぁと思います。
ただ、クラウドソーシングに慣れていない方は、いきなりランサーズだと気圧されるかも、とも思います(笑)
クラウドワークスはシンプルでいいです!
ライティングの型は独学ですが一応勉強しました。
ユーチューブに、クラウドワークスと佐々木ゴウさんのコラボ動画が上がっているので、それをちょくちょくみています。
なかなか記事に活用するのは難しいです。
普段書いている旅行のおすすめルート紹介記事などは時系列(出発~帰路)で書くので…。
金融系や転職系、ノウハウ系はPREPやモゲタが有用だなぁと思います。
この記事もノウハウ系に入ると思うのですが、やっぱり普段書きなれている「時系列」の書き方になってしまっていて、反省です(笑)
こちらこそありがとうございます。
勉強になります。
型の好みは人それぞれですよね。。
時系列を好まれる方も多いですし、あまり型に囚われているのを嫌う方もおられますし(笑)。
またご相談させてください。
宜しくお願いいたします。