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書く事が好きだからブログ運営は自然な流れだった
学生の頃から書く事は好きで苦になりませんでした。
小学校や中学の読書感想文もあまり苦労した記憶がありません(笑)。
そんな自分が、趣味の「釣り」や「料理」「クルマ」などをテーマにしたブログ運営を始めるのは至極当たり前の事でした。
当初、完全な趣味として始めたブログは、今ではあまり更新もしなくなってしまいましたが、記事数が3000件近くあるためか未だにそこそこの訪問者数を維持しています。
そんな自分が、自らのブログに広告を貼ってお金を稼ごう…と思い立つの事も自然な流れだったかもしれません。
ブログ記事がアフィリエイト報酬に結びつかない
メインブログ以外にも、いくつかのブログを作っては閉鎖を繰り返してきましたが、ある時期から、最終的な目標として、専業アフィリエイターとして「ブログで食う」事を掲げるようになりました。
そこで、メインブログと並行してアフィリエイト収入のためのブログを別途立ち上げました。
ブログテーマは、当時少しずつ認知され始めていた「格安SIM」で、自分で実際に利用した上で、使い勝手やメリット・デメリットなどを記事化してゆきました。
しかし、記事を書こうにも今ほど一般的になっていなかった当時は参考にするWEBや他ブログがほとんどなく、自力でネタを集めるしかなく、自分で各社のサービスに加入して記事を書かねばなりませんでした。
当時、トータルで20社超のサービスを実際に利用しながら、ブログ記事を書き、アフィリエイトバナーを貼って読者をクライアントサイトに誘導する…という事を続けていました。
初めは契約時の経費やプラン料金などは完全に持ち出し状態でしたが、次第に成果が出始めました。
記事数が100件を超えたあたりからアフィリエイト報酬が増えはじめ、徐々にコストを上回るようになり、「ブログで食う」目標を達成できるかもと期待できる状況にはなりましたが、イマイチ専業でブログだけで食うまでには至りません。
SEOの勉強もしましたし、アクセスを集めるためのあらゆる対策を施しましたが、1年経っても、2年経っても、ブログ・アフィリエイトだけで食う夢は叶いませんでした。
それどころか、3年目ぐらいからは競合するブログが増えたことによって報酬自体が目減りし始めてしまう有様で、「ブログで食う」という夢が遠のいている状況でした。
そうだ!ブログ記事自体を売ってしまえばいいんだ!
どうしたらいいんだろう。
「いくら良い記事を書いて、本当に良い格安SIMを紹介しても報酬に結びつかない」
「下調べし、情報を充分に吟味して書いた記事が何も生まない」
どうしたらブログで食う事ができるのか考えに考えている中で、ふと思いついた事がありました。
「文章で広告成果を上げるより、文章そのものを売れないのかな?」
つまり、苦労して書いた文章で読者をクライアントサイトへ誘導して何件取れるか分からない報酬を待つより、1本書いて1件の売り上げしか立たないけれど、文章そのものが売れた方が確実な報酬になるのでは?と思ったわけです。
ブログ記事作成のためにした努力がライターとしての資質に
格安SIMの紹介記事を書くために、「格安SIMとは何か」から始まり、関連する様々な事柄を調べ、実際に格安SIMサービスを20社以上利用した「記事を書くための準備」が、そのままライターとしての「資質」になっていますし、クライアントに評価して頂く要素にもなっています。
格安SIMの紹介記事を書く場合、WEBを調べて執筆するライターに比べて自分はアドバンテージを持っています。
契約上の分かりにくい点など、使ってみて初めて分かることもありますし、実際に通信会社から送られてきた冊子やSIMカードの画像などを持っているのは大きな違いです。
つまり、自分は他のライターが出せない情報や画像を持っていること、それはクライアント側から見れば、代替できないライターとしての価値ではないかと思っています。
自分を野球選手に例えると、打って良し、投げてよし、守って良しのオールラウンダーではありません。
知らないことも多く、書けないテーマも山ほどありますが、一部のごく限られたテーマに関しては「長打」を打てる自信があります。
打率は低いがゾーンに入ればホームラン…って感じの「大砲」タイプでしょうか。
とは言え、今後はもう少し守備範囲を広げて書けるテーマを増やさないと「先細り」もあり得るかも…と思っています。
そうだ!ライターになろう まとめ
ブログを書くための準備や体験が、今、ライターとして活動する上で大きな財産になっています。
「記事そのものを売ってしまおう」と思い立ち、Lancersに登録したのが2017年10月でした。
それから3年余りで、何とか専業ライターとして食えるようになれたのは、この「他の人にはない知識・体験」があったからに他ならないと思っています。
偶然閃いた「そうだ、文章そのものを売ってしまおう」「ライターになろう」という思いこそ、今へ続く道のスタートラインだったなと思う次第です。
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