クラウドワークスやランサーズでよく見かけるのが、クライアントともめて運営に相談したら、「当事者同士で話し合え」と突き放された、というもの。
確かに、高い手数料払ってるんだから助けてよ!と思いますよね。
でも、クラウドソーシングは銀座の高級クラブみたいなものなんです。
Contents
銀座の高級クラブって?
最近は女の子がアルバイトでお店から給料をもらう形式が増えているそうですが、本来は女の子は個人事業主。
お店のママと黒服は客を集め女の子が働きやすいように気を配ってはくれますが、お客の支払いはツケで、お金の徴収は女の子の役目。何でも、ツケで払うのが銀座の一流どころの決まりなんだとか。
この時、ママも黒服も助けてはくれません。だって、数少ない太い(お金持ち)客のほうが、女の子より大切だから。もし取りっぱぐれたら、それは女の子の借金になります。
これをクラウドソーシングに当てはめると…
運営はママや黒服、クライアントはツケの客、ワーカーが女の子。ワーカーが運営に「検収してくれない」「値引き交渉された」などと言っても、運営はワーカー側につく訳には行かないのです。ワーカーはいくらでもいるけれど、お金を落としてくれるクライアントは限られていますから。
もちろん、悪質と判断したクライアントは出入り禁止にしてくれますが、ワーカーの仕事はタダ働きとなることがほとんどです。
個人事業主であることをしっかり理解しよう
このシステムを理不尽だと思うなら、クラウドソーシングには向いていません。クラウドソーシングは一般的な個人事業に比べればまだ楽なのです。クライアントを集めてくれ、仮払いという形で報酬を押さえてくれますから。後は、自衛するしかありません。
高い手数料はワーカーを助けるためのものではなく、運営側の販管費です。払いたくないと思うなら、クライアントと直接取引をするしかありませんが、危険度はさらに増します。
もちろん、それで成功しているライターさんの記事がこのサイトにもいくつか載っていますから、参考にすると良いかもしれませんね。
コメント