Webライターになろうと思ったきっかけ

Webライターになろうと思ったきっかけ

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自己紹介

本業の傍ら、兼業としてWebライターを始めてから1年半ほど経ちました。

元々の本業もかなり忙しく、そして時間がとても不規則だったため、休みの日は1日寝て終わってしまう…なんてこともほとんどで、副業が認められていたとしても何かを始めよう…という気にはとてもなれませんでした。

でも、そんな自分が副業として、兼業Webライターになろうと思ったきっかけを、少しだけお話しさせてください。

兼業をはじめたきっかけ

元々「副業」にとても興味がありました。

というのも、その当時勤めていた会社は非正規労働者…俗に言う「派遣社員」ってやつです。

そこから運良くお話をいただき契約社員になれたものの、結果として3ヶ月契約が1年契約になった、というだけで、有期契約としての立場は全く変わりませんでした。

不安定な立場には変わりがなく、いつ「明日から来なくて良いよ」と言われるのか…とビクビクしながら会社に行き、それでも無期雇用の人たちと変わりない成績を求められる現状に少々うんざりしていたのは事実です。

一応有給休暇や各種福利厚生は充実してはいたものの、仕事で抱えるストレスはとてつもなく大きく、日々精神が削られて行く…と思うことも少なくありませんでした。

それに加え、体調を崩してしまい半月会社を休んだり、少し体調が良くなっても声が出ないなど、丸々2ヶ月弱仕事ができない状況となりました。

幸い公休や有給休暇で手取り自体は減らなかったものの、休みの連絡を入れて「休んだ分はいつ穴埋めしてくれるんだ」と詰められる状況に嫌気も差し、転職を考えていた矢先のこと。

そんなときにクラウドソーシングを知り、登録。ポイ活みたいなものかな、と気楽にはじめたのがきっかけです。

クラウドワーカーになってからライターになるまで

CrowdWorksに登録して、何から手をつけて良いかわからない私は、とりあえずアンケートモニターのノリで「タスク」からはじめました。

もらえる報酬は少ないもののその分承認も早く、手っ取り早く「実績」を作るにはちょうどいい状態でした。

あるとき、簡単なアンケートに答える、という案件があり、ポチポチアンケートに答えた後、クライアントさまからメッセージをいただきました。

「ライティングやってみませんか?」

馴染みのある案件テーマだったこと、すぐに取りかかれそうだと思い、ふたつ返事でOKしたときに私の「兼業ライター生活」が始まりました。

これまでの苦労話

苦労話、というほどのものでもないのかも知れませんが、一番大変だったのは1記事500円で10000文字の記事依頼を週に5本請けたことでしょうか。。。

文章だけ書けばいいわけではなく、その中には複数枚の画像選定や簡単な編集、表の作成、記事の中に入れるアフィリエイト商品のリンク作成などなど、多岐に渡る作業量で…流石にこれは泣きました。

自宅で作業ができないため、作業するにはどうしてもコワーキングカフェやネットカフェ、図書館に行かなければならず、席を確保するだけでも精一杯。

更に締め切りまでの日数がさほどなかったことや、あまり馴染みのないジャンルだったことから、情報を調べてまとめて画像を作って商品を選んで…と業後3時間の作業時間をフルに使っても追いつかない!ということもしばしば。

その最中に本業を転職したこともあり、研修と合わせての作業は目まぐるしく、家に帰ったらもう何も出てこない、カスすら出ない…と燃え尽きた灰のように寝る日々を過ごすことになりました。

幸いとてもいいクライアントさまで、急な納期延長のお願いも快く応じてくださったり、お支払いが滞ることもなく、毎回高評価をいただけていたことは、自分にとってはとてもプラスでしたし、やりとりの仕方など、本当に勉強させていただいたなぁと思っています。

あとは同居の家族があまり副業やネットでの活動をよく思っていないため、家での作業がほとんどできないというのは自分の中ではかなりネックです。

コロナさえなければコワーキングの月極を契約しようかなとまで考えましたし、家族の理解を得る、というのは本当に大事なことだと感じます。

その分、自分の行動範囲内で作業できる場所にはとても詳しくなれたのはメリットだったと思っています。

困難の乗り越え方

今回はたまたまコロナの影響もあって、最初のクライアントさまとはお仕事が途切れてしまいましたが、単価が下がるものの文字数も大幅に少なく、文章のみを書けばよいという案件を受注することができました。

文字数が少なくなったことや、調べることもさほどなかったため、作業としてはかなりサクサクと進めることができたのは有難かったです。

ただ、アウトプットばかりを行なっていると、どうしても自分の知識やナレッジが不足してしまうので、そこをうまく補充することは大事なように思います。

例えば案件に関わらなくても、Web上のラノベでも何でもいいから文章を読むこと、小説に限らず紙の書籍を読むこと。

また、休みの日を全て作業に当ててしまうと息がつけなくなってしまうので、自分で決めた日は何もしないこと。家でゴロゴロする日も作ること、を心がけて気分転換を図っています。

Webライターをやってよかったと思うこと

他の方も仰ってますが、パソコンとネット環境があればどこでも作業ができる、というのは大きなメリットになり得るかと思います。

体調が悪くて本業を休んでも、手元のスマホで調べ物程度はできます。通勤中や帰宅中の交通機関の中でもアプリがあれば文章の手直しも、アウトラインの作成もできます。

また、バイトのように通わなくてもいいこと、誰にも知られずにちょっとしたお小遣いが得られること、というのも大きかったです。

兼業のため、本業としてがっちり取り組んでいるわけではないので、ライターとしての収入は微々たるものですが、それでも余暇を使って収入が得られるのはうれしいです。

最近だとポイ活などでポイントを換金したり…ということもありますが、それだって月に数千円も稼げるのはごくごく稀な話ですよね。

本業として取り組むならもっともっと本腰を入れて頑張らないとダメでしょうが、それでもその「とっかかり」を作れたのは大きいなと思っています。

今は幸いにも正社員で転職できましたが、もし仕事がダメになっても身体を壊して引退せざるを得なくなった時でも、何とかなるかもしれない、と思えたのは大きかったです。

今後挑戦したいと思うこと

今までは文字単価も低い案件ばかりだったのですが、今後はもう少し文才とノウハウを身につけて、もうちょっと高額な案件にもチャレンジできたらな、と思っています。

流石に今は文字単価0.1円の案件には応募しないですが、せめて1文字1円くらいは普通に貰えるようになりたいなと…ちょっと目標低すぎですかね?(笑)

あとは同じ目的を持っている他のライターさまとも繋がりが持てたらな、と思っています。

確かに執筆作業は孤独ですし、ひとりきりで黙々とこなす作業がほぼほぼだったりするので、挫けそうなときやうまくいかないときにちょっとした気分転換的なお話ができたらいいなー…と。

Webライターを続けるコツ

自分自身も本業が多忙になるとライター業務に全く手がつけられないことも稀にあるのですが、兼業する場合は

「本業を疎かにしないこと」

に尽きるのかなと思います。

あとは

「自分が楽しんで書くこと」

ですかね。

これ本当に思ったんですが、義務感みたいなものを前面に出して執筆すると、文章自体が本当つまらないんですよね。言い方悪いですが「やっつけ」みたいなのが透けて見えちゃう。

それってクライアントさまは望んでないんじゃないのかな、と思うと何だか申し訳なくなって、まるっと1日分の作業を捨てたこともあります。
(その後で納期延長をめちゃくちゃお願いしました…)

折角請けたお仕事なのだから、こちらも興味を持って少しでも楽しんで書くことで、文章にも血が通うような気がしますし、結果としてクライアントさまにも喜んでもらえるのかなとか考えています。

あとはある程度のアウトプットをしたら、適当にインプットもすること。何でもいいから活字を読むこと。何にでも興味を持ってアンテナを張ること、これが私がうまくいった「コツ」かもしれません。

初心者の方に伝えたいこと

Webライターって字面だけ見たら、すごい堅そうな感じですよね。

でも、私でもできたのだから誰だってできます。

国語の成績が良くなくたって、大丈夫。

ただ、「正しい日本語の使い方」は覚えておいて損はないと思います。

初心者向けのライター講座、と銘打ってとんでもない無茶振りをしてくるクライアントさまもたまにいます。

実際に添削してくれる相手も初心者だった、クライアントさま本人の意図とは別の指示をしてくる…なんてこともあります(実際にありました、これ)。

いいクライアントさまかどうか、最初から見極めるのはかなり至難の技でもありますが、ワーカーからの評価ってある程度は参考になるんじゃないかなぁと思っています。

あとは契約前にLINE登録を要求したり、ChatworkやSlackに誘導してくるのは間違いなくよくないです(規約でも禁止されているはずです)。

それと変なモニター案件とか高評価つけてください系のレビューは辞めておいたほうが絶対良いと思います。後々から「こんな案件ありますよ」って紹介が来たりするんですが、その内容もまぁ怪しいのがほぼほぼでした。

どんなにいいこと言われても、禁止されてる行為をするクライアントは避けたほうが無難です。

振り返って思うこと。

あまり参考にならない兼業ライターの振り返りでした。

思えばライターになってからというもの、自分の通勤カバンの中には必ず愛用のPCが入ってます。

少しでも時間が空いたらどこでも作業ができるように、と毎日2キロを背負って歩くのは肩も凝るし正直大変です(笑)。

折角だから、ライターとして得た収入で新しくて軽いPCを買いたいなと思って頑張っているところです。

タブレットも検討したんですが、PC環境必須とあるクライアントさまもいるし、どっちがいいんでしょうね???悩みどころです。

とはいえ最近主流のWordpress直接納品もスマホやタブレットでもできますしね…。PCに拘る必要もないのでしょうか。。。

皆様の作業環境も教えていただけたらうれしいです。

今回、このようなすてきなサークルにご縁をいただいたことで、刺激をたくさん貰えそうな気もしますし、ますます自分も頑張らなきゃな、って振り返ることもできました。ありがとうございます。

まだまだ経験も浅く未熟者ではありますが、色々と勉強して吸収できたらいいなと思っています。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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