Webライターの仕事について、あれこれ考えてみたこと

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自己紹介

はじめまして、orange3と申します。本業は主に専門書を取り扱っている出版社の社員で、書籍の編集に携わっています。以前は広告や情報誌の編集をしていたことや、さらに一時期は公務員という謎な経歴もありますが、最終的にここに落ち着きました。
副業としてWebメディア向けのライター活動も行っています。本格的に開始したのは3年前ぐらいになりますので、まだまだ新参者です。

今、取り組んでいること

ライターとしては、主に本業の仕事と近い専門分野を中心にしています。専門書を数多く手がけていることもあり、ある程度このジャンルでは土地勘がありますし、最新の情報も入手しやすいので、書きやすいというのが大きな理由です。その他にも今までの生活や仕事を通じて詳しくなったことについて書くこともあります。
また、ライティングとはあまり区別せずに、編集、校正・校閲、専門分野についてのアドバイスなどのお仕事も引き受けています。

Webライターを始めたキッカケ

Webライターを始めたキッカケ、これはやはり、クラウドソーシング等によって仕事が探しやすくなったという点が大きいです。
Webではないライターの仕事となると、お仕事をいただくには何かと人脈が大切です。今までも以前の会社や職場で知り合った人から案件をいただくのが一番ですが、新規開拓となると話は別です。営業力も必要ですし、それなりの時間や手間もかかります。副業としてみると、そこまでの労力を捻出できないという問題を解決してくれたクラウドソーシングによって、仕事の見つけ方が大きく変わりました。ちなみに、私はクラウドワークスとランサーズを利用しています。

これまでの苦労話

苦労したことと言えば、やはり活動開始初期には実績が何もないという点です。これは仕事探しが便利になったクラウドソーシングの裏返しの問題とも言えます。とにかく、一つの募集に対しての応募が多い!というのが最初の頃の感想です。そのため、実際にいただける所までは苦労した覚えたあります。
今ではそこそこお仕事をいただける状態にはなっていますが、やはり実績があるという点で、信頼度に大きく差が出るということは実感しています。

上記困難をどう乗り越えたか?

実績を積み上げていくアプローチはいくつか考えられますが、私の場合は「専門分野を活かす」ことと「割がよくない仕事でも最初はやってみる」という作戦を取りました。
特に、専門分野についてはニッチな分野ほど応募者は少なく、競争率は下がります。
また、時には割に合わないなぁと募集の段階から思えるような仕事もしました。
よほど運がよくない限りは、最初からよい案件に出会うということはかなり難しいのではないでしょうか。

Webライターをやって良かったと思うこと

これはライターさん様々だと思いますが、私の書く記事は特に名前を出していないため、正直その記事の反響などは分からない場合が多いです。そのため、クライアントが満足いただければ良かったと思えます。その後の案件をいただくこともありますので、及第点を頂けているのかな、と勝手ながら思っています。
また、私の場合には本業とも関係があるため、ライティングのために調べて得た知識や、考えたことなどがそのまま本業の方にフィードバックされるというメリットもあります。

今後、挑戦したいと思うこと

今後は、取り扱えるジャンルを広げていきたいと考えています。基本、今までの経験ベースで記事を書いているわけですが、知らないことを調べて書くということも嫌いではありません。書くたびに新たな知識がインプットされるということはこの仕事の魅力の一つでもあります。また、今後の人生や仕事で、いずれ、どこかで役立ちます。時間が許せばあまり詳しくない分野にも挑戦してみたいなぁと。
もちろん、仕事の目的でもある「収入を増やすため」という理由もありますが。

Webライターを続けるコツ

続けるコツは、決して無理をしないことではないでしょうか。私の場合には、タイトなスケジュールの仕事や、大量の仕事はしないことにしています。
締め切りやノルマのように追われてくるとたちまちストレスです。書きたいテーマであっても、気分が乗らない時にはやっつけ仕事になってしまい、何の役にも立ちませんし、楽しくもありません。
副業ですから、それぐらいの心持ちで十分だと思います。一度、そのモチベーションが下がってしまうと、再開するのにも及び腰になってしまいます。

初心者の方へ伝えたいこと

Webライターの仕事自体は決して難しいことではありません。Web用に何か特殊な知識や技術が必要なのでは?と考える方も多いかもしれませんが、そんなものは後からいくらでも付いてきます。
特に、普通にお仕事をしている方であれば、仕事で文章を書くことはいくらでもあるでしょう。基本はこれと同じです。個人的には、Webに特化した書き方を最初から覚える必要はないと感じています。最初に書いてみて、最適化するように修正すればよいのです。
ということで、興味があれば「まずはやってみる」です。それよりも大切なのは「継続すること」だと考えています。

まとめ

こうしてまとめてみると、あらためて自分の仕事やWebライターそのものについて振り返るよい機会にもなりました。
この仕事は参入障壁が低い反面、いつでもお仕事をいただけるとは限りません。極端な話、一つでも記事を書けば「Webライター」を名乗れるのかもしれませんが、そこから先は自分次第。
私も細々ではありますが、長く続けていきたいと思いを新たにしたところです。

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コメント

  1. お世話になります。
    お気遣い戴きましてありがとうございます。
    あまり私がでしゃばるのも良くないと削除させて頂きました。申し訳ございません。。

    実際に業界にいるとなんでもないと思うことが、業界外の方は案外知らずとても参考になることが多いです。
    このサイトがGoogleに認識されるのは半年から1年くらいかかるとみております。
    それまでにコンテンツも徐々に増やしていければと思いますので、今後ともご指南のほど宜しくお願いいたします。

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