このクラウドワークスでWebライティングの仕事をを始めて早2ヶ月が経ちました。
私はまだまだ駆け出しのライターですが、Webライティングについては、それなりに学んだことがあります。
その学んだことや留意すべきことについて、備忘録として残しておきたいと思います。
興味のある方はお読みください。
Contents
2行ルール
2行以内に文章を収めるのは、Webライティングでは当たり前のことなのかもしれませんが、多くのクライアントさんからよく指摘を受けます。
読者の大半の方がスマホで記事を読むようになり、3行にまたがる文章は読みづらいのです。
伝えたいことを2行に収めるには、要領の良い文章を心がける必要があります。
あまり、ブツ切れの文章になると、どうしても無機質になりがちですが、注意すべきことです。
一目読んで、意味が伝わらない文書はNGです。簡潔に要領よく、意思や意図が伝わる文章を心がけましょう。
冗長表現禁止
たとえば
「この会社に入社するということは、社会的なステイタスを高めることにもつながるのではないでしょうか」
という文章には、冗長表現が幾つか含まれています。「~ということ」「~こと」などです。
上の文章から冗長表現を省くと以下の文章になります。
「この会社に入社すると、社会的なステイタスが高まる可能性がたかいです。」
私たちはクライアントさんから「〇〇文字以上」という文字数の条件を提示されて仕事を請け負うことがあります。
冗長表現を繰り返すと、確かに文字数は稼げますが、薄っぺらい文章になります。
文字数で報酬を支払うクライアントさんから見れば、厄介なワーカーに思えるでしょう。
自分で書いた文章はなかなか直しにくいですが、クライアントさんや読者の目線で添削してみると、冗長表現が次第に気になってきます。
また、それになれてくると、2行ルールが苦ではなくなってきます。
平易な言葉で
書籍を購入する人は、自分が読めるレベルの書籍を購入します。
Web記事は、あらゆる人が目を通します。難解な漢字が使われていると、それだけで読む気が失せるでしょう。
(所謂、如何に、且つ、於いて・・)などの漢字は厳禁です。
(~事、~為、貴方、出来ます、下さい・・)などもひらがなで表記します。
「小学生に読ませるのかよ?」と思うこともありますが、読みやすい、だれでも読める文章を追求すると、自然に平易な文章になっていきます。
信頼性重視
クライアントさんから、「客観的なデータを用いて」とか「ソースを明らかにして」と求められることがあります。
たとえば『A社の年収』というタイトルで記事を依頼されると、まずネットで『A社の年収』情報を集めるところからスータトします。
これが意外に簡単に集まるので、つい他サイトの情報を鵜呑みにして流用してしまい勝ちです。
しかし、本当にその情報が正しいのか、きちんと精査する必要があります。
特に法人サイトに記事を載せる場合は、誤った情報にもとづく記事が、会社の信用を失墜させることになりかねません。
正しい情報を得るには信頼できるサイトを参照することです。
先ずは公的情報、たとえば政府の統計や大手メディアのサイトです。
各企業が公表している決算公告なども確認する必要があります。
どうしても必要な公的情報が見当たらない場合は、ネットにある口コミ情報を集めます。
口コミ情報はそれなりに信ぴょう性があります。
口コミすら見つからない時は、複数のソースをチェックして、情報の正確性を判断します。
ただ、AとBの情報が同じ内容でも、BはAの情報をコピーしている可能性があるため、CやDとも比較します。
ライターはクライアントさんの一員として仕事を請け負っているわけですから、それくらいの慎重さが必要です。
SEO対策を意識して
SEOとは、Search Engine Optimization の略で、YahooやGoogleなどの検索エンジンの検索結果上位に自分の記事を表示させるテクニックを意味します。
多くの人は検索エンジンを利用して、自分が知りたい情報にアクセスしています。
検索結果の上位に表示されると、それだけ記事を読んでもらえる確率が上がります。これがSEOの目的です。
SEO対策の技術的テクニックはさておき、ライティングでもSEO対策として気をつけておくべきことがいくつかあります。
検索時の想定されるキーワードを効果的に文章に盛り込んでおくのです。
たとえば、A社の年収を知りたいユーザーがいたら、本文に「A社」と「年収」のキーワードがなければなりません。
表題にだけ「A社の年収」と入っていても本文に「A社」や「年収」が入っていないと、記事を見つけてもらう確率は下がります。
Webの記事は、HTMLという言語で記述されます。
このHTMLの<title>と<description>部にキーワードが織り込まれている必要があります。
検索エンジンはここを重点的に見るからです。
WebライターはHTMLの知識がなくとも、最初の説明文、導入文や見出しにキーワードを入れることは知っておくべきでしょう。
まとめ
ブログや小説は自分のスタイルで書けば良いでしょう。
多くの読者は、そのライティングスタイルを気に入って、読んでくれているのかもしれませんから。
一方、Webライティングの仕事では、読者は不特定多数です。
見つけやすく、読みやすく、分かりやすく、読んでためになる記事を書かなくてはなりません。
そのためには、読者目線で書くことを常に意識しておくことです。
まだまだ私は駆け出しのライターです。学ぶべきことは多々あります。
経験を積んで精進を重ね、いつの日か安心してライティングを任せてもらえるライターになりたいと願っています。
コメント
貴重なお話ありがとうございます。
勉強になります。
ライティングは色々な要素が絡むだけに難しいですよね。。
でも、SEOは水物ですが、ライティングの基礎は長く役立つスキル。
また色々教えてください。
宜しくお願いいたします。
お世話になっています。コメントありがとうございます。
一度、自分のライティングの課題について整理しておこうと思い、投稿させて頂きました。
私がお教えするなんて、おこがましいことです。
むしろ私の方が管理人さんから教えて頂いていますから。
SEOは確かに水物だと思います。SEOにこだわりすぎると、ライティングが疎かになります。
こちらこそ、貴重な場を頂きありがとうございました。
また何か学んだことがあれば、投稿させて頂きたいと思います。
こちらこそ、今後も宜しくお願い致します。