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Kindle Unlimitedは、図書館が空いていないときの強い味方
緊急事態宣言で、さまざまな施設が休館していますね。
中でもライターにとってつらいことといえば、「図書館が閉まっていること」ではないでしょうか。図書館が使えず、調べものができないのは、かなりの痛手です。
もちろん「だったら本を買え」という意見もあるでしょう。ただ、駆け出しのライターにとって、書籍代は決して安くない出費。下手をしたら、案件を受けても書籍代で赤字、なんてこともあるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、定額読み放題のサービスに加入することです。
私の場合は「Kindle Unlimited」に申し込んでいます。
ずっと払い続けているのではなく、ライター業をお休みして本業に集中する月は契約を止めて、副業を再開したら契約を再開して……という感じで、ゆるく続けています。
Kindle Unlimitedを選んだ理由と読書メモのすすめ
他にも定額サービスはありますが、「Kindle Unlimited」を選択している理由は、
1.普段使い慣れているサービスだから
2.コメント欄が充実しているから
の2点です。もちろん、定額の対象になっていない書籍や雑誌もかなり多いのですが、それでも役立っています。
ただ、Kindle Unlimitedには一度に借りられる数が10冊という制限があり、10冊を超える場合は1冊を返却しなければいけません。
これが結構手間がかかります。後から「返しちゃったあの本をもう一度読みたいけど、タイトルを忘れちゃった」なんてことも。
Amazonにも履歴は残っていますが、同じテーマの似たような本を一度に借りることも多いので、それだけだと、なかなか本の中身まで思い出せません。
この問題を回避するために、私は読書メモを付けるようにします。
たとえば、
・本・雑誌の名前
・いつ借りたのか
・どんな案件で借りたのか
・どのページを参考にしたのか
・その書籍のURL
という情報があると、「そういえば、前に〇〇の記事を作成したときに、あの本で情報収集したな」と読み返せて便利です。
Kindle Unlimitedの本を借りるときのポイントですが、「まず、出版社が出している本からチェックする」ということです。誰でも個人で電子書籍を出版できる時代、キーワードで検索すると、それらの本も検索結果に表示されます。もちろん、中には素晴らしい本もありますが、残念ながら、ネットにある情報を薄く引き延ばしただけのような本にあたってしまうことも。また、信憑性も乏しいところがあります。
まずは出版社が出している本を読んでみて、どうしても情報が得られなかった場合に、個人が出している本をチェックすると効率的です。
個人が出している本かどうかのチェック方法ですが、実は表紙を見るだけでも見分けがつきやすいです。単純に写真がペタッと貼ってあるだけだったり、写真の映りが悪かったり、フォントが創英角ポップ体になっているなど、「これはきっとWordかPowerPointで表紙を作ったのだろうな」というのが想像できたりします。もちろん、それはそれで味があるのですが……プロのデザイナーのすごさを思い知らされます。
Kindle Unlimitedの狙い目は「検定テキスト」
Kindle Unlimitedの充実したラインナップの中でも、おすすめしたいのが検定のテキストです。
皆さんもおそらく、何らかの検定を受験した経験があるはずです。必要最低限の知識が広く網羅されている検定本は、情報の概要をつかみたいときにぴったりですよね。
例えば、私は日本酒についての記事を書く機会があるのですが、日本酒検定の参考書籍としても紹介されている『酒仙人直伝 よくわかる日本酒』がKindle Unlimitedで読めます。これを読めばお酒に一通り詳しくなれます。(あまりにわかりやすかったので紙の本も買ってしまいました)
他にも、「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会」が発行している『日本酒のおもしろ歴史検定』『日本酒の全国の郷土料理検定』『日本酒をつくるこだわり検定』などもKindle Unlimitedの対象です。
日本酒以外にも、例えば神社本庁が監修している『神社検定公式テキスト』もKindle Unlimitedの対象です。
神社に関するライティングも、けっこう需要がありますよね。日本は、コンビニのより神社の数の方が多いそうですよ。
他にも、○○検定で検索してみたら、思わぬ掘り出し物がKindle Unlimitedで見つかるかも知れません。
と、ここまでKindle Unlimitedについて紹介してきましたが、実は今、「定額で雑誌や書籍を読めるサービスは、他にないかな」と探しているところです。これを読んでくださったライターの方で、「こちらの定額サービスの方が、安くて充実しているよ!」というのをご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひWriter’s Circle様のサイト内で記事にしていただけると嬉しいです。
コメント
みこと様 コメントありがとうございます! ライティングに関係なく、「電子書籍で良かったから紙の本を買う」というのはよくあります。やっぱり紙で読みたくなることも多いので^^
那須ほたるさんのページはどれも参考になります。
興味があったKindle。中々手がでなかったのですが、検討しようと思います。
図書館が開いていないのはライターにとって痛いです^^;
さくら桜サクラ様 コメントありがとうございます!
こちらは緊急事態宣言が解除され、21日(月)から図書館が開館するようになりました。
まだまだどうなるかわからない状況ですが、お互い健康に留意しつつ、ライティングを磨きましょう!