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今年のプロ野球注目の新監督
私が注目する新監督は東北楽天ゴールデンイーグルスの石井一久GM兼任監督です。
彼は畑違いと思われていたイーグルスGMに就任すると浅村栄斗選手や鈴木大地選手など大物選手を次々と獲得。トレードも次々と成功させて予想外の辣腕振りを見せました。
今年はメジャーで活躍していたイーグルスOBの田中将大選手を呼び戻すことに成功。チーム作りは順調でしたが、三木谷オーナー直々の命令で監督も兼任することになってしまいました。
石井新監督がイーグルスのチーム状況をどのように見ているのか知りたくて2月13日放送のNHKサタデースポーツでのリモートインタビューを拝見しました。
チーム作りについて語る
石井監督はインタビューで選手にチームが不調のときでも戦えるメンタルの強さを求めていたり、生え抜き選手にFAで獲得した選手の良さを学んでレベルアップしてもらいたいと望んでいて、GM兼任監督らしい長期的な視点でチーム作りを考えていることが分かりました。
あとヤクルトスワローズの選手時代に学んだことは「一球への執着心」だそうで楽天の選手にはそれが足りないことも言及しました。
コーチに言われずとも選手同士で問題点を指摘し合う緊張感のある雰囲気をチーム内に作り上げることが常勝チームへの第一歩だということでした。
以外だったのは故・野村克也ヤクルト監督の教え子なのに「ID野球」を基礎としたチーム作りに言及しませんでした。
確かにメジャーリーグのような派手に打ち合う打力重視のチームが増えてきたパ・リーグでは作戦を駆使して1点を守り切る「ID野球」では対応が難しいからかもしれません。
キーマンは三木谷オーナー
石井監督はコーチを含めた指導歴がありませんが、FAで獲得した選手がチームの中心になって活躍しているところを見ると、選手の能力を見極める眼力は確かだと思います。
時間をかけて育てた生え抜き選手が台頭し始めれば田中投手も復帰したのでソフトバンクホークスなど上位チームと互角に戦えるでしょう。
問題は三木谷オーナーです。彼は大手IT企業家らしくスピードを重視した仕事ぶりを社員に求め、改善されなければ現場に介入してくるという話があるので、口出しされないようスタートから好成績を上げ続けることが重要になります。
コメント
ありがとうございます。
前回に引き続き大局的な視点で気付きを与えて戴ける記事感謝です。
身近な野球そして楽天ということで親近感とともに自然な感情も湧いてきますね。。
様々な領域で存在感を増している楽天の活躍、今後も勉強させていただきます。
またどうぞよろしくお願いいたします。
私だけしか野球関係の記事を上げていなくて場違い感が否めませんけど、喜んでいただけるのならとてもありがたいです。
次もまた野球関係ですが記事を掲載しようと思います。