初心者&経験ゼロの私がどう初仕事をゲットしたのか
「条件は”経験あり”」
この一文に悩まされてきた人は多いのではないだろうか。ライターデビューしようとクラウドソーシングに登録したは良いものの、思うように仕事がとれない。初心者ライターの最初の関門は、「いかにして経験を積むか」つまり「どうやって仕事を得るか」なのだ。
結論から言えば、初めのうちは「とにかく片っ端から応募する」。これしかない。
かく言う私も、初めは仕事のとりかたが分からず、自分のやりたい仕事ばかり応募していた。しかし軒並み不採用。甘かった。経験を積みたいのに積めないという壁にぶち当たったわけである。私の書きたかった「映画」の分野はレッドオーシャンで、初心者の入り込む隙はほぼ無かったのだ。
そこで私は、検索エンジンの条件を変えた。
新しい設定は「応募人数の少ない順」。つまり他者がやりたがらない仕事にターゲットを絞ったのだ。当然単価は安い。
人気の無い案件でも、少しでも自分の興味のある分野を選ぶのがおすすめだ。興味もなく詳しくもない分野で仕事を取ると、リサーチが苦になり不確かな情報を発信してしまう可能性がある。自分がある程度の熱量をもって取り組める仕事の方が、自己アピールもしやすい。
こうして私が選んだのは、「映画レビュー1200文字 500円」の仕事。無事採用された。文字単価は0.2円程度だが、ずっと会社で雇われるだけの仕事をしてきた私には、自力で仕事を得たという喜びが勝った。
こうしてかれこれ1ヵ月で10記事ほど執筆することができている。まだ少ないが、0が10になったのだ。まずは50記事を目指そうとゴールを決めた。一度スタートを切れてしまえば、あとは早い。
思うように仕事がとれないと悩む方は、とにかく一度報酬などの条件は忘れて、0をなにがしかの数字に増やしてみることをおすすめする。それさえできれば、あとは自信がついて自分の売り込み方がわかってくるはずだ。そうやって経験を重ねたら、もう自ら「ライター」と名乗ってしまえば良い。自分が「ライターになる」と決めたときから人はライターになれるのだ。
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