ライターをめぐる時代は変わる
2005年頃からライター稼業をしています。
当時は、webライターという概念はなかったように記憶しています。
では、どうやって仕事を得ていたのか。
ずばり、ほとんどが人づてでした。
知り合いの紹介で、新聞社の記者や、出版社の編集者に会って、仕事をもらう。そんなスタイルでした。
仕事の連絡や、原稿のやり取りはメールでしたが、必ず、最初は人に会うことからスタートしていました。
つてがたどれなくても、編集者に連絡を取って、持ち込み原稿を読んでもらったり、これまでの作品を見本として見てもらったりしていました。
しかも、東京ではなく、地方在住なので、新聞社、出版社はそもそもの数が限られていて、仕事も多くはありませんでした。
だからこそ、いただいた仕事は、それこそ宝物のように大切にしました。
2021年の春、しばらくフルタイムでお勤めをしていた私は、再び、ライティング中心の生活を送ることを決心しました。
そこで、webライターの仕事を調べてみたら、驚かされました。
仕事がネット上にたくさん提示されていたのでした。
コネがなくても、地方にいても、仕事募集にアクセスできるなんて、なんと、ライターにとって生きやすい世の中になったことでしょう。
さらに、クラウドソーシングだと、請求業務も自分でしなくていいことになっていました。
webライターから始めた人は、手数料を高く感じることもあるかもしれません。でも、実は、とてもありがたいことなのです。
まず、仕事の前に原稿料が確定していないこともありました。なんとなく、仕事が始まり、いつ、原稿料をいただけるのかわからない、ということもありました。最も問題だったのは、支払われないこともあるということでした。
時代は変わったのだなあと、今は、ライターをめぐる状況を楽しんでいるところです。
さあ、あとは、じゃんじゃん書くだけですね。
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